君を知りたい IV 〈完〉 (ページ13)

今日:33 hit、昨日:58 hit、合計:239,325 hit

ページページ13

jh 「日本語。Aさんが昔よく呟いてた」

ジョンハンさんの元に駆け寄っている時に小声で呟く

どういうことなのだろうか

jh 「Aさんはたまに日本語を話してたから。

こたつに入りたい、とか」

あーあの頃は宿舎が寒すぎてこたつが恋しかったんだっけ

jh「Aさんが育った日本を知りたかった」

もちろんcaratのためでもあるよと付け足すジョンハンさん

「日本語を勉強しているのはそれが理由ですか？」

jh「、、そゆこと」

照れているのだろうか、決まり悪そうにしているジョンハンさんが愛おしい

『ジョンハンさん、ありがとう』

仕事以外で自分の意思で初めて彼の前で日本語で話す

jh『やっと、わらってくれましたね』

私は初めて心から彼の前で微笑んだんだ