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「はあ……はあ………っ…ここまで来れば、大丈夫かな……。」
「……っ………」
駅のホームまで来て、よろよろと減速する。
二人とも、息が切れかけていた。
「っ……ねえ、A……」
「はい……なんで、しょうか?」
顔を上げると、するりと手が伸びてきた。
その手は頬に行くと、今度は髪に伝った。
「テヒョンさん……?」
「うん、じっとしてて」
そう言われ、少し顔を下にやる。
モゾモゾと手が動いて、くすぐったい。
「……よし、いいよ?」
「……………え?」
頭が軽くなるのがわかった。
さっきまで横に垂れていた髪は上にあがり、綺麗にまとまっている。
───カシャッ
突然のシャッター音に肩が上がった。
「これ、綺麗だと思わない?」
そう言ってテヒョンさんは、スマートフォンを目の前に持ってきた。
そこには、綺麗なバレッタを留めた私の後ろ姿が映っていた。
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サクラ - 初コメント失礼します! とても最高で感動しました!一つだけ気になったのが某ヤンデレ小説と同じ結末や台詞回しだったのですが、、、 (2019年11月6日 21時) (レス) id: d1541e6bdd (このIDを非表示/違反報告)
コットン(プロフ) - この作品ほんとに最高でした!テヒョンも良かったけど私はジミン派でした!不器用な愛だけど狂気じみた愛だけど胸が熱くなってドキドキしました!実際に自分にこんなことが起きたら怖いのかもしれないですけどこんな愛も素敵ですね♪ ありがとうございました! (2018年2月18日 16時) (レス) id: b779f4b878 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - bamchanceさん» こちらこそレスありがとうございます。ですよね、EXO強かったなあ…。悲しい終わり方をしてしまったので、次にジミンの作品を作ることになったら、コメディにします:-) 私もbamchanceさんの作品楽しみにしてます! (2016年12月3日 21時) (レス) id: 50a7649c25 (このIDを非表示/違反報告)
bamchance(プロフ) - 日向さん» お返事ありがとうございます!ユンギの涙に私もやられました(T . T)そうですね!愛しすぎたが故の結果ですね!これからも日向さんの作品楽しみにしてます! (2016年12月3日 21時) (レス) id: f8e883a027 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - YUIさん» なんと…。最高だなんて、そんな。ありがとうございます、嬉しいです。>_<、 (2016年12月3日 20時) (レス) id: 50a7649c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日向 | 作成日時:2016年10月23日 20時