歪みノ愛

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Aとの出会いから数日後。




俺はすぐAに連絡先を聞いた。









最初こそは断られていたけど、何度も頼んでいるうちに教えてくれた。








連絡を取るようになってからは、ほぼ毎日彼女に会いに行った。












きっと彼女も、俺に会いたいと思ってくれているから。














Aと関わるうちに、執着のような感情が芽生え始めた。












最初こそは、彼女に会えるだけで、喋れるだけで心が満たされていた。






それだけで、嬉しかったんだ。












それがどんどん貪欲になっていって、






俺以外のヤツと喋っていたら、その相手を殺したくなるし、








もっとAに近づきたいし、










俺だけのものにしたいと思った。












その気持ちが行動に変わったのは、

















あいつ、テヒョナのせいだ。













俺が最初にAと仲良くなったのに、なのにテヒョナは俺以上にAにベタベタしている。








Aも、俺には見せたことのないような笑顔であいつを見つめる。
















こんなの、おかしいでしょ？








Aに近づいていいのは、俺だけ。




触れていいのは俺だけなんだから。








だから、許せないんだよ。





Aが他の男のことを見るのも、考えるのも





ましてや触れるなんて。








Aの目に映るのが俺だけだったら良いのに。





いや、Aだって俺だけでいいはずだ。









だから俺は、Aを閉じ込めることに決めたんだ。

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