花鳥風月 (ページ1) - 小説/夢小説

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壱話ページ1

トビは今日、暁のリーダーからの指令でデイダラと一緒に“世界”に来ていた

何故かって・・・？

邪魔してくる奴らを始末する為

尾獣の力を使い、戦争を起こそうとしているのに、“世界”の奴らが協力を申し出て来たりしたらコトだから

今日はその為の、準備に過ぎない

「ここが“世界”か～、うん」

ペインの術で移動してきたどこかの屋上

『変な建物いっぱいあるッスね～！』

そう言ってトビが見るのは遠くにある高い建物

ベルツリーと呼ばれる場所だ

『あ、センパイ、アイツら滝隠れての忍びッスよ』

「うおっ！マジだ・・・着替えておいて良かったな・・・うん」

確かに、いくら違う世だからといって暁の装束のまま行動する訳にもいかないので着替えた

『ん～、動きづらいッスこれ！襲われたりでもしたら終わりですよ、終わり！』

「まあ、大丈夫だろ。さあ行くぞ！うん！」

『どこ行くんッスか？』

ビクッと肩を震わせるデイダラ

『・・・行き先決まってなかったんッスか？ダサいッスね～～！』

おちょくるようにケラケラと笑って見せる

「・・・てめぇぇええええ‼」

『あ』

「ぶっっ殺す‼」

『ぎゃああああああああああああああああ‼』

トビはわざとらしく逃げ出した