愛が欲しい少女とブラック本丸の刀剣男士[刀剣乱舞] (ページ12)

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愛が11(5/25修正あり) ページ12

貴｢まず、一期一振を
助けて欲しいの言うのは
どういうことですか？｣

薬｢···いち兄は、闇堕ちしちまったんだ｣

貴｢詳しい聞いてもよろしいですか？｣

薬｢前任はレア太刀にしか興味がないやつ
だった。逆に短刀のことが嫌いでな。
短刀が多い粟田口は被害が多かったんだ。
だが摘発を恐れてか、折られることは
なかった。そんなときにいち兄が
来ちまって···いち兄は前任に俺たちに
手を出さない代わりに、自分が言うことを
聞いて、俺たちを守ろうとしてくれた。
前任は俺たちに手を出さないと言ったが
でも裏では俺たち暴力を奮われてて···
ついに乱と五虎退が折られて···
いち兄は前任を斬っちまったんだ···
それで、いち兄は主殺しの反動で···
頼む!!俺はどうなってもいい!!だから···
いち兄を助けてくれ···!!｣

主殺しは親殺し以上の大罪とされている
末席とはいえ神である刀剣男士が
そんなことをしてしまえば、闇堕ちは
避けられない

貴｢···分かりました。手は尽くしましょう
ですが今日は無理です。霊力がまだ
戻り切っていませんし、この2人の雷が
落ちるのは嫌なので｣

加｢よくわかってんじゃん｣

大｢本音を言えば明日もやめて欲しいけど｣

貴｢そして1つ条件があります｣

薬研の肩がビクリと震える。それを見た
水仙は笑った

貴｢そんなに身構えなくてもいいですよ
条件は、貴方の手入れをさせていただく
ことです｣

薬研は呆気にとられる。

薬｢は···？そんなんでいいのか？アンタに
利点がない、というかこっちにしか利点が
ないと思うんだが···｣

加｢主はこういう人だから諦めた方が
いいよ｣