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移り香 ページ2

〈JN視点〉









宿舎に着きバンから降りると
ユンギがいない事に気づき
マネージャーにユンギはと確認した…




MJ「ユンギは社長に呼ばれて事務所だ…」




JN「・・・・・」





多分あの先生のカウンセリングを
受けさせているんだと分かった…
何故ユンギが彼女の診察を拒んだのかは知らないが
胸の内を話せれるのが彼女だけなら…





JN「彼女に託すしか…ないか…」




MJ「ツアー中に一度先生に電話でもいいから
 カウンセリング出来ないか頼んだら断られてなぁ…

  どうしようかと思って社長に頼んだら…
  今日は午後の枠を全部キャンセルにして
  ユンギの診察に当ててくれたよ…」




JN「・・・そうか…」




MJ「ジョングクには内緒だぞ!」




JN「言えないよなぁ…
  自分も半日貸し切りたいとか言い出すよ…笑」






皆んな宿舎に着くと長いツアーで
疲れているのもあり各々自室にこもっていた…
相部屋のユンギは夕方になっても帰ってこず
大丈夫なんだろうかと心配していたが…





ユンギは21時過ぎに帰ってきた…
甘い香りを漂わせながら…
その匂いには覚えがあり、あの先生の匂いなんだと
思い出すと同時に不安になった…




(・・・何をしたらこんなに移り香がつくんだ…)




長時間同じ部屋にいたとしても…
こんなにハッキリと分かる移り香はしないだろう…
まるで…抱き合ったりでもしないと…




JN「ユンギ、先に着替えろ!」




俺の言葉に「なんで?」と困惑した顔でいるユンギに
自分では分かってないんだと思いタメ息がでる





JN「・・・診察室の匂いがついてる…
 お前だけカウンセリング受けてきたなんて知ったら
  ジョングクがまたうるさくなるだろう…」





俺の言葉に意味を理解したユンギは直ぐに
服を着替えだし俺とは目を合わせようとはしない…





(・・・つまり…そうゆう事か… )





ユンギは…先生と長時間…
少なくとも体と体が触れ合う至近距離で
一緒に過ごしていたんだろう…




俺はゲームの前に座り気にしてない素振りを
しながら目線だけユンギに向けた…
ユンギも持ち運び用のPCを取り出し
曲作りを始めだしていて…




(・・・普通だ… )




あの先生がどんなカウンセリングを
しているのかは分からないが…
ユンギは不安定な状態になる前の
数ヶ月前のユンギに戻っているように見えた…








TH→←ただの君…



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みゅー(プロフ) - 愛歌さん» 愛歌さん!嬉しいコメントありがとうございます^ ^ 全部読んでくれたんですか!?ありがとうございます(//∇//) マイペース更新で頑張りたいと思います!! (2021年7月9日 11時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
愛歌(プロフ) - 先週末、偶然この作品に出会って、みゅーさんのファンになり、全作品読破しました!一読者として更新を楽しみにしていますが、無理なさらずに自由に執筆してくださいね(^o^) (2021年7月8日 22時) (レス) id: 1fc7c2a4e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅー | 作成日時:2021年7月5日 16時

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