髪４ ページ10
〈YG視点〉
あの後は寝転んだ女の横で
俺も体を横たえて女の髪を触っていた…
どうやら女も俺が髪を気に入ってここに来た事に
気づいたようで何も言わずに触らせている
( 何も聞いてこねーんだな… )
地元の友人達も芸能界に多少なり興味を持ち
〈あのアイドルはどうだ？〉や芸能界の噂話は
本当かと連絡がくるのに、この女は初めて会った
時から俺がSUGAだと知っていても
何も聞いてこなかった…
目に映る壁や床はきたねーし
なんだか分からねー音楽が流れていて
時折顔も知らない女の鳴き声も聞こえてくるが…
この顔しか知らない女の甘い匂いの隣で
寝転んだまま髪を触っていると妙な楽さがある
焦りや不安を感じる事も
見られるというプレッシャーも
見てほしいという願望も…
何もいらないこの不思議な空間が落ち着いた…
女はスマホで漫画を読んでいるようで
時折笑い声が聞こえてくる
YG「・・・何読んでんだ？」
と特に興味もなくただ聞いただけだったが
女は顔を俺に向けると「コレ！」と
笑いながらスマホの画面を見せてきた
YG「・・・スラムダン○読んでんのか？今更？笑」
「あっ！知ってるの？
最初の方が無料試し読みであったから
暇つぶしで読んでたら面白くて！笑」
YG「俺もすげー好きで読んでたわ…」
「あっ！ネタバレしないでよ！
もう一言も話さないで、いい？」
客に話さないでなんて言う風俗嬢が普通なわけがなく
ヤッパリ変わった女なんだと思いながら
笑ってスマホの画面を見ている女を見て
YG「・・・・その試合…負けるぞ…笑」
と今までの失礼は態度の仕返しにネタバレを
すると怒った顔で「最低！」と連呼しながら
足で俺の足をゲシゲシと蹴ってきた…
YG「本当に足癖の悪い女だな…
試合には負けるけど
全国には行けるから安心しろ？笑」
とさらにネタバレをすると体を起こしてから
枕で叩いてくる女が可笑しくなっていき
ドンドン先の話をしてやった
「あぁー楽しみにしてたのに気分悪い！」
YG「全国からのページにしろよ、おもしれーから！笑」
「・・・・次ネタバレしたら内線して降ろすからね」
女の言葉に笑いながら「はいはい」と返事を
返して女のスマホの画面を一緒に覗いて
残り３０分の時間を過ごした…
( こんな風に笑ったのは久しぶりだ… )
、
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みゅー(プロフ) - ☆サラ☆さん» サラさん！毎作品読んでいただきありがとうございます(*´-`) え！？先生？ありがとうございます！笑 お時間ある時に読んでいただけたら嬉しいです(*^_^*) 毎日しつこく更新頑張りますのでチラッと寝る前にベッドの中で読んでください！！ (2021年7月6日 0時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
☆サラ☆(プロフ) - 少し忙しくて読めない日はソワソワし、一気に読めばスーっとストレスが消えていく感じで、みゅーさんが私の中の『先生』の様な存在です(^-^)ユンギペンの私にとって夜中や朝に楽しみに読めるお話しで大好きです！ (2021年7月5日 23時) (レス) id: e6e5c6cbf7 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - SARAさん» SARAさん！お褒めのコメントありがとうございます(*´∇｀*) そう言ってもらえて嬉しいです！！もはやわたしも書くのが生きがいです！笑 (2021年7月5日 21時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - みゅーさんが書く小説全部好きです。もはや私の生きがいです笑 (2021年7月5日 20時) (レス) id: bd25a5595b (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - りささん» りささん！いつも嬉しいコメントありがとうございます(o^^o) もう私も沼の沼です！笑 続きも先生の立場で読んでいただけたら嬉しいです！！ナムはですね…何かありますね…ハイ！笑 今回のユンギはまた前回とは違った甘えのユンギになっております(*´-`) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー
| 作成日時：2021年7月1日 23時
