気持ち ページ35
〈YG視点〉
朝起きてコーヒーを煎れていると
ナムが起きてきてリビングのソファーで寝ている
ジョングクとテヒョンとジミンを見て
呆れながら笑っている
NJ「はぁー結局ここで寝たのか」
YG「ジョングクは何時に帰ってきたんだ？」
NJ「確か日付の変わる前位ですよ」
YG「・・・・・・・」
Aの誕生日に物を贈ることも、祝いの言葉を
かけることも…会うこともなく終わった…
来週のカウンセリングまでは会うこともない…
コレが…普通の距離なんだ…
新しいアルバムの制作作業もあり
しばらくは作業部屋に閉じこもる日々が続いていた
作っては消し、作っては消してを繰り返していて
完全にスランプだった…
時計に目をやると後１０分で予約の時間だが
行くかどうかを悩んでいた
本来よりも作業は遅れているし
( 何よりも…会うのが怖いからだ… )
自分でも分かってるし、なんとなく気づいている…
俺は行くかどうしようか悩み
意味もなくマウスのスクロールボタンを転がしながら
時間だけがゆっくりと過ぎていき
俺が診察室の扉を開けたのは
予約時間を２０分も過ぎてだった…
ノックをしても返事がなく扉を少し開けて
中を覗くとAは机に伏していた
( ・・・・寝てるのか？ )
音を立てないよう扉を閉めてからAに
ゆっくりと近づいていくとAの瞳は閉じられていて
やはり寝ているようだった…
残念なようなホッとしたような
正直どちらか分からなかった…
Aの髪は今日はバレッタで止められていて
束ねられた髪が伏せた背中に少し乱れて流れている
髪に手を伸ばして起こさないよう
毛先付近だけを触りながらAの寝顔を覗いた
YG「・・・A・・」
名前を呼んでも返事なんて返ってくるわけもない…
そのまま寝ていてくれと思いながら髪を触り続けた
YG「・・・誕生日・・おめでとう・・
２６歳だな…お前の方が年上だ…
俺はお前のことを何もしらない…
何が好きで…何が嫌いなのかも…知らねぇ
・・・・・・知りたいと…思ってる…
週に一度じゃ足りねぇって…思ってるのに…
・・・・最近じゃ…お前に会うのが怖い…
カウンセラーじゃない…お前を求めてるからだ
なぁ…俺は…どうしたらいい…A…」
返事は返ってこず，俺は手を離して
立ち上がるとそのまま診察室から出て行った…
、
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みゅー(プロフ) - ☆サラ☆さん» サラさん！毎作品読んでいただきありがとうございます(*´-`) え！？先生？ありがとうございます！笑 お時間ある時に読んでいただけたら嬉しいです(*^_^*) 毎日しつこく更新頑張りますのでチラッと寝る前にベッドの中で読んでください！！ (2021年7月6日 0時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
☆サラ☆(プロフ) - 少し忙しくて読めない日はソワソワし、一気に読めばスーっとストレスが消えていく感じで、みゅーさんが私の中の『先生』の様な存在です(^-^)ユンギペンの私にとって夜中や朝に楽しみに読めるお話しで大好きです！ (2021年7月5日 23時) (レス) id: e6e5c6cbf7 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - SARAさん» SARAさん！お褒めのコメントありがとうございます(*´∇｀*) そう言ってもらえて嬉しいです！！もはやわたしも書くのが生きがいです！笑 (2021年7月5日 21時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - みゅーさんが書く小説全部好きです。もはや私の生きがいです笑 (2021年7月5日 20時) (レス) id: bd25a5595b (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - りささん» りささん！いつも嬉しいコメントありがとうございます(o^^o) もう私も沼の沼です！笑 続きも先生の立場で読んでいただけたら嬉しいです！！ナムはですね…何かありますね…ハイ！笑 今回のユンギはまた前回とは違った甘えのユンギになっております(*´-`) (2021年7月5日 16時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー
| 作成日時：2021年7月1日 23時
