いちごミルク(2) (ページ22)

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。。。

「A、今年もお祭りみんなで行く？？」

お昼、お弁当を食べているとき
ソミが聞いてきた

高1、高2とソミ、私、デフィ、ウジンの4人で行っていた。

でも、今年は、、、

「どうしても、ふたりで行きたかったから…」

………

「2週間後、祭り、ふたりで。約束な。」

………

ウジンとふたりで行くって、、

言ったらどう思うかな…

『あ、あのね、ソミ！今年は…』

「今年は、ウジニと二人で行くんでしょ？？」

デフィがニヤニヤした顔で入ってきた

図星で何も返せずにいると、

「え！？本当に！？やったじゃん！」

やったじゃん、、、？

「だって、Aってずっとウジンのこと好きだったんじゃないの？」

ヒソヒソ声で私の耳元でそう言うソミ

ん？バレてた、、、？

好きだと気付いたのは最近だし、誰にも言えなかったのに…

『なんで知ってるの…？』

「なんでって、、、そんなの私だからに決まってるじゃん！笑
ていうか、Aは自分では気づいてないだろうけどずっとウジンのこと見てるし
ウジンと話してるとき、一番可愛い笑顔してるよ？
初めて会ったときから、この子ウジンのこと好きなんだなってわかった(笑)」

ずっと見てる？ソミと初めて会ったときから？

じゃあ少なくとも高1の時からウジンのこと好きだったのかな？

「でもAったら、自分の気持ちに気づかないで、
好きな人ができないーとかよく言ってたよね(笑)
ずっと一緒にいすぎて、気付けなかったのかもね！」

そうだったんだ…なんか、すごく恥ずかしい(笑)
この二人は気づいてたってことだよね？？

その様子を観察されてたのか…(笑)

もう、ほんとに私は馬鹿すぎる。

「今回、やっとウジンが一歩踏み出してくれたんだね。
よかったじゃん。A、頑張ってね！」

うわぁ、、私はなんていい友達を持ったんだろう

本当に大馬鹿者なのに、幸せ者だ。

『うあ～～～！ソミや～～～！大好き愛してる本当に好き～～～！！』

「Aや～～～！私も愛してる～！」

ギューーーっと抱き合い、愛を語り合う(笑)

そして

「やー！僕も入れてよ！」

男の子だけどかわいいデフィも仲間に入れてあげた。

私は、今とても幸せです