いちごミルク(2) (ページ12)

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。。。

もう明日からは一緒にいられないかな…

そう思った

隣に座っているウジンの様子をチラッと伺うと、

ウジンも私のほうを見ていて、目があってしまった

それだけでも今の雰囲気が、普段と違うからドキってする

「お前さ、前もそれ言ってなかった？」

確かに前にも聞いたことがあるけど、今は前より確信があるんだよ

だから悲しくて辛かったんだよ

『あの時はあの時でしょ？今は…？』

ウジンはため息をついた

「…だから登下校一緒にするのやめようとか言い出したのか。」

『う、うん。』

そう言うとまたウジンはため息をついて

「あーもう。それ全部お前の勘違い。

俺もモモに告白はされたけど、ちゃんと振ったから」

いつの間に告白されてんのよ…

…でも振ったんだ…じゃあ、彼女はいないの…？？

どうやら私は長い間勘違いをしていたようだった

今までの苦しみ悲しみはなんだったのだろうか

もっと早くに聞いておけばよかった

でもよく考えたらウジンも私がクァンリンくんと付き合ってるって

勘違いをしていたとしたら、

なんで登下校やめようって言ったときに、嫌だって言えたんだろう…

彼氏いると思ってたんだよね…？

もしかして…ウジンも私のこと…？

あーーー。自惚れるな。期待すると傷つくだけだ。

。。。

気がつくと辺りはすっかり暗くなっていた

流石に夜は冷えるから、ウジンがそろそろ帰ろうって言った

あのあとから、色々考えてしまって正直何を話したかあんまり覚えてない

私の家の前に着いて、ウジンが

「じゃ、また明日の朝お迎えにあがります」

丁寧に言うから思わず笑ってしまった(笑)

『ありがとうございます。待ってます。』

と言って玄関を開け、もう一度ウジンを見る

ウジンは優しい笑顔をして、手を振ってくれた

おやすみって、お互いに言ってドアを閉める

胸の鼓動が速いのが自分でわかる

ニヤニヤが止まらない、なんか幸せすぎて胸が締め付けられている感覚

あー、好きだなぁ…ってそう思った

。。。