恋人生 ページ4
こんな風に、大学生活の中で
告白されることもあったし、
実際に付き合ったこともあった。
でも、いつも長くは続かなくて。
彼といても考えてるのは和にぃのことだけで。
いつもいつも上の空になってしまって。
振られる理由はいつも
『何考えてるか分からない』
だった。
あたしはそれに
『うん、ごめん』
と答えるのがお決まりだった。
何を考えているって、
和にぃのことに決まってるじゃん
って心の中で言い返していた。
あたしが恋できないのも
彼氏と長続きしないのも
ときめきがないのも
全部全部和にぃのせいだ。
和にぃのバカ。
責任とってよ。
責任とって、あたしを幸せにしてよ。
別れる度に、
振られる度に
そう思ってた。
、
叶わないと知ってたから。
あたしは今日も和にぃを好きなままだ。
、
、
和にぃを好きなまま、今日が終わっていくんだ。
・
・
・
・
・
こうしてあたしの恋沙汰の『こ』の字もない
大学生活は終わっていく、、、
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ARASHI☆★☆ニノ - 今日、全部読ませてもらいました！ 完結ご苦労様でした 和にぃの物を全て捨てたところらへんから号泣で目が充血してます。 最後までずっと泣きっぱなしで、 文章能力がスゴすぎ！！！だと思いました♪ これからも頑張ってください (2017年10月20日 23時) (
レス) id: e36e52eaac (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - にのゆうさん» こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。そう言っていただけて光栄です。 (2017年8月27日 11時) (レス) id: 78acbc464c (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - 完結ごくろうさまでした。素敵なお話ありがとう。 (2017年8月26日 22時) (レス) id: b723ba0669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆか | 作成日時：2017年8月21日 23時
