君に贈る花束を【カゲプロ】【カノ】

よんりんめ☆ ページ6

〜カノside〜

まさかエネちゃんのような子がいるとは思わなかった。
また団員が増えることは嬉しいことだと思う。

ただ……


この子もエネちゃんのように、何かあったのだろうか。

そう思い、チラッともう一度見てみる。


あれ？ぼーっとしてる……どうしたのかな？


「Aちゃん？どうしたの？」

A「……え？あ、大丈夫です！なんでもありません！」

「そう？ならいいんだけど。」

そしてAちゃんはまた深刻そうな顔で考えことをする。


なにかを思い出そうとしてる……？


そうだ、まずはどうしてここに来たのかを聞こう。それがさっきからずっと気になっていた。


「ねー、そういえば何で僕の所に来たの？」

A「いや〜、何か気まぐれ？面白そうだから？ですかね〜。」

「面白そうって……ww」

Aちゃんも充分面白い子で気が合いそうだ。シンタロー君いじりもこの子とやったら絶対楽しい。


そう思っていると、Aちゃんが笑顔で言う。


A「実際面白いんで！来てよかったです！」((ﾆｺｯ



びっくりした。まさかこんなにドキッとするとは思わなかった。今までこんなことなかったのに。いや、これはドキッていうものなのかな……？

少し動揺しながらも、言葉を返す。

「そ、そう？ならいいんだけど。」


A「いきなり焦ってどうしたんですか〜ww

あ、もしかして私の笑顔にきゅんときちゃいました！？」



「きゅんと……きちゃったじゃん……。」


……あ。やっちゃった。こんなこと言うつもりじゃなかったのに。

もしかしてさっきの感情は……


A「え？……。」


「ちょ、引かないで！？ね！？」

A「うげぇ……。」

やっぱり引くよね！？そっちは冗談のつもりだったもんね！？


でも、と続くようにそしてまたAちゃんは笑顔で言う。


A「貴方最高です！」((ﾆｺｯ

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