貴方を守りたい。【Ryohei.Abe】

#33 メンバーも ページ33

阿部side








分かってる。






あいつとは違うんだって。







でもなぜか、目が見れない。







どうしてもフラッシュバックしてしまいそうで、怖い。








マ「…阿部さん？」







阿「ご、めんなさい。おはようございます」









サッと挨拶をし、車に乗り込む。








メンバーは誰もいなかった。









マ「今日は、あと佐久間さんと深澤さん、宮舘さんと目黒さんを迎えに行きます」








阿「…わかりました」








メンバーが来るまで、クイズアプリで心を落ち着かせよう。







．









佐「おはようございまーす！！」








クイズアプリに夢中になりすぎて、佐久間がやって来たことに気が付かなった。








佐「…阿部ちゃん」








阿「…さく、ま」








そうだ、佐久間はこの間から話してない。







怒ってる、かな？








謝らないと…。






心ではそう思ってるのに、声が出ない。








佐久間が俺の隣に座ろうとする。








それぐらい、平気なのに。








阿「ﾊｧ…ﾊｧ…！」








佐「…！？阿部ちゃん！」









なぜか息が上手く出来ない。








大好きなメンバーも、今は怖く感じてしまうんだ。

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