46話 ページ10
及川side
2人の会話を聞いて何か言わないとって思うのに
なかなか言えない
「私は仕事してる！仕事してる証拠は及川先輩達が私が作ったドリンクを美味しい！って言ってくれてるの！」
「だから、あんたが玲奈が作ったドリンクを奪い取ってみんなに渡してただけでしょ！」
「はぁ!?じゃー及川先輩達に聞きまーす！私が作ったドリンクを美味しいって言ってた人〜手ー上げてくださ〜い」
(｡･_･｡)ﾉｽｯ…
みんなの手が続々と上がる
今思うと、あの時の自分がどれだけ最低のヤツだったのかと分かる
「ほぉ〜らね♡私は仕事してるのよ♪」
「ﾁｯ……じゃーあんたドリンク作ってきなさいよ」
「はぁ!?だから〜私はちゃんと作ってたの！話聞いてる？」
「聞いてるし、作ってたなら今作ってきても問題ないでしょ？それとも何？もしかして作れないの？ﾌｯ……」
「作れるに決まってるでしょ!!待ってなさい！」
そう言い愛子ちゃんはボトルを持って水道場に向かって行った
紗羅ちゃんだっけ？その子がこっちを向いた
「まさか、今頃気づくなんてね………及川先輩、あなたが口にしてる『信じてるよ、おまえら』は嘘の言葉なんですか？嘘じゃないなら普通玲奈が仕事してて、アイツが仕事してないの分かるはずですよね？」
「結局あなたが言ってる言葉は薄っぺらなものなんですね………玲奈が可哀想」
たしかに、玲奈を傷つけてしまったことには変わりはない。でも、俺は軽い気持ちであの言葉を口にしてる訳じゃない
だけど、今それを言ったところで玲奈に謝ることも出来ないし会えない
玲奈……………………どこにいるの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あややん(プロフ) - クロネコさん» ありがとうございます！黒尾推しなんですね。これからも頑張りますのでよろしくですです！ (2017年8月17日 12時) (
レス) id: 31d2e91a68 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - 面白いと思います。でも、玲さんが黒尾の彼女というので妬きます。 (2017年8月16日 22時) (レス) id: cc80c3096f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あややん | 作成日時：2017年5月10日 22時
