今日もあなたのそばで（橙黒） (ページ4)

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「「かんぱい！！」」

その一言で始まった歓迎会。

元々お酒が強い方じゃなくてお酒の席は大っ嫌い。

そんなこと知らない上司は

上「あれ？Aちゃん全然飲んでないじゃーん、ほらついであげるから飲みな？」

「あ、すみません。ありがとうございます。」

って言って受け取るしかない。

～

数時間すればもう気持ち悪くて動けなくて、、

目「先輩、？A先輩？？」

「ん？あ、目黒くん？」

目「もう終わりましたよ。帰れますか？」

「うん、大丈夫。よいしょっと」

ふらふらで倒れそうになって

目「わっ、危ないですよ。ほんとに帰れますか？」

「ごめん。一緒に帰ってくれないかな？お礼はちゃんとする。」

はぁなんて情けないんだろう。
康二くんにLINEを入れて目黒くんと帰る。

目「A先輩捕まってください」

「う、うん。」

～

何とか目黒くんのおかげで家の玄関まで着いた

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

向「はーい、Aお帰り！って誰ですか？」

目「あ、Aの部下の目黒蓮です。上司に飲まされすぎてて。」

向「あぁ、ごめんな。ありがとう。」

向「ほら、Aつかまって！」

「ん、康二くん～！あ、目黒ありがとう。」

目「では。」

家に帰ると

向「Aほんと大丈夫か？今度は俺が迎えに来てやる。」

「うん。心配かけてごめんね」

向「謝らんといて！それとあの目黒？って人と何も無い？」

「ただの部下だよ。私が好きなのは康二くんだけだよ？」

向「うわ、かわええ。A大好きや！」

この時何も無いって答えたのに。