エース・トラッポラとハグしないと出られない部屋 ページ1
･
「は、はぁ‥‥？？？」
いきなり知らない部屋に飛ばされたかと思いきやなんか紙とエース落ちてるし‥‥。
エース‥‥は後でもいいか、なんて思いながら落ちている紙を拾い上げると、そこには
「 ハグしないと出られない部屋 」
との表記が。
これはこんな反応になりますわ‥‥。
うーん‥‥どうするか‥‥
私はエースが起きるまで、しばらく部屋を見て回ることにした。
･
『ふぁ〜‥‥。よく寝た‥‥』
あ、やっと起きた
『え、監督生？てかココ何処。』
「そうです。エースくんの大好きな監督生ちゃんです♡
うーん、取り敢えず、この紙によると、『ハグしないと出られない部屋』らしいよ」
『はいはい(笑)、
へぇ〜、なるほどなぁ‥‥、って、こんなの信じられる訳ねーじゃん！』
「だよね〜(笑)」
そう言うと、お互いにほかの出口は無いか、調べ始める。
･
まぁ、当たり前ですけどそんなの無いんですがね。
『はぁ〜‥‥まぁ、？監督生がしたいってんなら？やってやんない事もないけど？』
そういきなり声をかけてくるエース。
「え〜？‥‥うーん、でも他に出られる方法も無さそうだしなぁ‥‥。」
『で、？どうすんの。』
「よし、ならしよっか、！」
『おう。けどよ〜、ハグって何すりゃいいワケ？ぎゅ〜！！！ってやりゃいいの？』
「そう‥‥なんじゃないかなぁ‥‥？」
『なんで疑問形(笑)よし、なら監督生、ん！』
そう言うと腕をばっ、と広げるエース。
飛び込んでこいってか？
少し恥ずかしいが‥‥、やらないと開かないだろうし、やるしかない。
覚悟を決めて深呼吸をすると、ぴょん、とエースの腕に飛び寄る。
『うぉっ、』
いきなりでびっくりしたのか、エースは少し体勢を崩す。
だが直ぐに立て直し、ぎゅ〜！と効果音が付きそうなくらいの力で抱き返してくる。
『いつも、ありがとな。』
なんてボソッとつぶやく彼。
その言葉を投げるように発すると、いつの間にか空いていた扉からさっさと帰ってしまう。
「もうほんとそういうとこ‥‥！ずるい‥‥」
誰もいない真っ白な部屋で、小さくそう呟くのであった‥‥
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月華姫 - リク受付ありがとうございますm(__)m完成ゆっくり楽しみにお待ちしております♪ (2020年11月2日 16時) (
レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 月華姫さん» リクエストありがとうございます！把握致しました、少し遅くなってしまうかもしれませんが、必ず書きますので、気長にお待ちください！ (2020年11月2日 16時) (レス) id: bbfd400e04 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 早速ですがリク宜しいでしょうか？【リーチ兄弟が同時に夢主の両頬にチューしないと出られない】をお願い致します。此れからも応援しています(｀・ω・´)ｂではまたっ♪ (2020年11月2日 11時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - ありがとうございます‥‥！忘れてました‥‥、 (2020年11月1日 22時) (レス) id: bbfd400e04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彗. | 作者ホームページ：http://nekozukibasira
作成日時：2020年11月1日 22時
