-『貴方が洗脳されてみたor彼らを裏切ってみた』-【リク】 ページ20
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(洗脳)
gr｢…何か言ってくれ……頼む｣
｢誰かに傷付けられたのか｣と彼が尋ねても貴方は声を発さず、濁った瞳は彼だけを瞬きもせずに黙々と見つめています。意を決した彼が大きく腕を広げ貴方を抱きしめました。両手に持っていたナイフが彼の腹を突き刺しても、彼は苦痛の顔を浮かべません。か細く｢すまない、傍に居てやれなくて｣と謝りました。その彼の言葉が一音発する度に貴方の胸が締め付けられていき、最愛の人の涙は矢張り貴方の呪いを解くほど辛いものでした。
｢おかえり、A…｣
(裏切り)
tn｢…そっち側なんか？…ッはよ答えろや!!!｣
剣先を貴方の喉に向けそう叫びます。震えた声を伝って彼の手が小刻みに揺れ、貴方の柔肌から一筋の血が流れました。『…私は貴方の敵よ』
と言った貴方に彼は紅の瞳から感情を溢れさせ剣を振り下ろし、貴方は引金を引きます。永遠の様な長い時間耳鳴りが脳に反響する中お互いに目を合わせ、深い一つの影が崩れ落ちました。貴方の弾は見事彼の胸を撃ち抜きましたが、彼の剣は貴方の左肩に深く刺さり血が溢れています。思わず膝を着き彼の頬に手を伸ばすと、冷たい指先が貴方の頬を滑らせ儚い瞳は愛おしそうに貴方を見つめていました
｢…やっぱ……ッ俺には無理やなぁ…｣
(洗脳)
os｢…何時までそのまんまでおるん？｣
虚ろな瞳で彼を見つめ、剣で切りかかる貴方の瞳に彼は悲しげにそう言いました。戦闘に余り加わらない彼は所々服が破け血が滲んでいますが、貴方を傷つけようとはしません。｢ねぇ、Aちゃん。俺の目……ちゃんと見て｣と言った彼は立っているのも限界で、大理石にカランと音を立て落ちた剣は窓から差した月の光で儚く光っています。トリガーに手を掛けた貴方の瞳を愛おしげに見つめ、その指に力を込めたその瞬間まで彼は貴方から逸らしませんでした。何かの音が木霊したのは銃声か、それとも涙を流して銃を床に落とした貴方か。
｢…戻っておいで、ずっと待っとるから｣
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黒狼 - 初コメ失礼します。リクエストで一緒に寝てみた出来ますか？ (2020年1月12日 21時) (
レス) id: fc81fb2ba3 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 赤月セレンさん» ありがとうございます！少々｢敵対｣というもののご期待に添えられていない点があり、不安でしたがそう言っていただけて良かったです。 (2019年12月30日 3時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 鶯さん» すごく良かったです…本当にありがとうございます…！！これからも応援してます！ (2019年12月30日 3時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 赤月セレンさん» 申し訳ありません少々遅れますが、深夜2時前には更新しますね。 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - ペンギンさん» コメントありがとうございます！krr先生、頑張ってみますがご期待に添えない場合がございましたら申し訳ありません。一応追加させていただきます。 (2019年12月29日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯 | 作成日時：2019年12月22日 4時
