↓ ページ18
・
・
sha｢いや、これは……あの｣
何もするにも行動がぎこちなく、いつもの煽りスキルも0に等しい彼。視線が彼方此方彷徨い、やはり慣れていない体を意識してしまいます。揶揄う側である彼が仲間にこんな状況を知られてしまうのを嫌がり、必死に演技していますがバレ、『どう？私の体』と耳元で囁くと頬を染め走り去っていきましたが、これ以上揶揄うのはやめましょう。戻った後が大変です
｢くっそ！…拷問や｣
kn｢おお!!すっげぇ！！視界が低い！｣
貴方と彼の身長差は頭二つ分違い、慣れない高い視界に苦労する貴方ですが、彼は子供のように無邪気に遊び始め貴方は焦ります。『私の体で遊ばないで！？』と叫び彼を自室へ連れ込もうと抵抗し始めますが、彼は貴方の入った元の体を自分自身が理解し抵抗は無理だと思い、不貞腐れた犬のように部屋に戻りました。そんな彼を見ながら貴方はいつも無駄な抵抗をしているのだと初めて知ります
｢着痩せするタイプか…こいつ｣
rb｢…っあ…すまん！！｣
彼が一番動揺します。歩く時は左腕を振り左足で地を踏み、まるでロボットの様な動きをしている彼は仕事に手がつきません。モニターの画面を見ている彼ですが、薄らと映る貴方の顔に耐えきれず目を瞑ります。そうすると次は体に意識が向いてしまい、結局キャパオーバーで倒れてしまいました
｢こんなん絶対耐えられへん｣
em｢どうなってるんです！？これ！｣
初めての経験に興奮し始め体を触っている彼、貴方の体に入った事に気がつきません。その場でメモを取り始める彼に声をかけ振り返れば驚き近くの本棚に隠れます。｢な！なんで私がいるんですか！？｣と言った彼ですが、すぐ様貴方が部屋に居ない事と彼の姿をした誰かがいる事に嫌な予感がし鏡で確認した後、貴方に謝り始めます。まぁ色んなところ触りまくってましたもんね
｢ほ、細い…し、…柔らかかった｣
ht｢わぁ！凄い！！身体軽いけど気をつけないとね｣
突然入れ替わった彼と貴方。困惑する貴方に対して今日は畑仕事ここまでにして部屋で静かに過ごすことを提案します。途中で終わらせる彼が珍しくそう言ったので『？まだ終わってないよ』と言う貴方に｢うん、でも畑仕事は怪我する場合もあるからね。Aの体だから大切にしないと｣と貴方の手を引いて自室へと向かいます。紅潮する貴方の顔を見て微笑んだ彼は、手の力を少し込めました
｢…少しは意識してくれたかな｣
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 617人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒狼 - 初コメ失礼します。リクエストで一緒に寝てみた出来ますか？ (2020年1月12日 21時) (
レス) id: fc81fb2ba3 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 赤月セレンさん» ありがとうございます！少々｢敵対｣というもののご期待に添えられていない点があり、不安でしたがそう言っていただけて良かったです。 (2019年12月30日 3時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 鶯さん» すごく良かったです…本当にありがとうございます…！！これからも応援してます！ (2019年12月30日 3時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - 赤月セレンさん» 申し訳ありません少々遅れますが、深夜2時前には更新しますね。 (2019年12月29日 23時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
鶯(プロフ) - ペンギンさん» コメントありがとうございます！krr先生、頑張ってみますがご期待に添えない場合がございましたら申し訳ありません。一応追加させていただきます。 (2019年12月29日 15時) (レス) id: 9e38ce5fa2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶯 | 作成日時：2019年12月22日 4時
