【HQ】絶対的エースを崇敬しています【白鳥沢】 (ページ7)

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おうちページ7

※前回の続き

お母さんの車から降りて、玄関を開けた

｢ひかりーーーー！おっかえりーーーー！！☆｣

『語尾の星うっざいただいま』

｢ただいまの前に暴言吐く必要あった？｣

ドアを開けた途端徹が目の前でおかえりコールをしてきた、声がでかいわ

『お腹空いた～お母さんご飯食べたい！』

｢え？待って無視？｣

徹は一旦無視して制服をハンガーにかけながらお母さんに声をかける
あ～～待ってこの匂いはスパゲッティですね

｢作りかけで出てっちゃったからもう少しかかるかな、先にお風呂入ってきちゃったら？｣

『そうしようかな、一番風呂？』

｢ざんねーん！俺がもう入っちゃいましたー！痛っっ！！蹴らないでよ！！｣

『徹が入ったあとの湯船なんて浸かれない』

｢思春期のJKかよ！｣

『思春期のJKだよ！！！』

ちぇ、一番に風呂入れると思ったのに

徹にはあんな風に冷たい感じに接するけど別に嫌いじゃない、むしろ普通に周りに自慢出来る
ノリってやつだよノリ

ベストセッター賞とか貰うレベルでバレーは上手いし、なんやかんや私のことを理解してくれるいい兄だと思う

白鳥沢受けるって言った時はしばらく口聞いてくれないくらい拗ねていたけど、熱意を見せていれば陰ながら応援もしてくれていた

まあ、テンションはうざいけど

牛島さんのことは前から嫌いらしいからちょっと悲しい
私の前で文句言ったときには遠慮なく急所を蹴らせてもらっている

お風呂に入ってお母さんの美味しいご飯も家族全員で食べて徹の部屋に行く

｢…準備は出来てるだろうね？｣

『ああ、なんでもこいや』

｢じゃあ無難にスマ◯ラにするか｣

『潰す』

｢こっちのセリフ｣

牛島さんに夜更かしはするなって言われたけどごめんなさい
久しぶりの兄妹水入らずの時間なので楽しませていただきます

｢あれ、ひかりこんな弱かったっけ｣

『あっちょ、私久しぶりなんだから仕方ないでしょ！少しは加減してよ！』

｢嫌だね！叩くなら折れるまで｣

『うぜーーーーーー！！！！』