【HQ】絶対的エースを崇敬しています【白鳥沢】 (ページ44)

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全国は怖いページ44

※IH全国行った時こんな感じだったらなっていう妄想

『(全国怖え…みんな背が高いよ…)』

宮城予選で私の兄、及川徹率いる青葉城西に決勝で勝利し、無事今回も全国大会に進むことが出来た私達

白鳥沢って絶対王者だし全国とか慣れてんでしょ？とか言う人いるでしょ

私中学の頃全国とか来たことないし、高校入ってからだってまだ片手で数えられるくらいしか全国経験してないからね

『やっぱ全国は恐ろしいところです…』

「いやいや、俺達勝ってここに来てるわけだしさ～、もっと自信持とうよひかりチャン」

『べ、別に自信ないわけじゃないです！絶対優勝するって信じてますから！』

「おっ、良い事言ってくれるネ～」

こんな人がいっぱいの所で部員と離れたら死ぬ…

天童さんのつんつん頭を見失わないように、周りに荷物が当たらないように慎重に進んでいく

「あ！白鳥沢や～！」

耳に入ってきた聞き慣れない方言

声の主に目を向けた

『げっ…』

「げってなんやねん！牛島くん久しぶりやなあ！」

私の肩に肘を置きながら牛島さんに手を振るこいつは確か

『やめろ宮のどっちか』

「侑な」

どっちも下の名前覚えてないわ

てか肘がほっぺに食い込んでる痛い痛い痛い

『牛島さんより一個下の癖に軽々しく君付けして呼ぶな』

「あいっかわらず牛島くんセコムやな～。それよりひかりちゃんはよLINE教えてって」

そう、馴れ馴れしく私の名前を呼ぶこの男、宮侑は去年の全国大会でいきなり私に連絡先教えてとかほざいてきたクソ野郎なのである

『ほいほい女に声かけるやつに連絡先なんて教えたくない』

軽い男苦手

だから宮侑も結構苦手

「俺が声掛けてるのはひかりチャンだけやけど」

ほら、軽い男ってこういうことを平気で言ってくるでしょ？

『うるさい牛島さんよりかっこよくなってから私に声掛けてきて』

「もう俺牛島くんよりかっこええやろ？」

『…は？シバキ倒したい牛島さんの足元にも及ばないやつが何をほざいているんです？？宮くんの頭はバレーの時しか働かないんですか？』

「そういうひかりチャンの強気な態度ほんまたまらんわ」

『もう嫌だ』

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エセ関西弁です(最初に表記すべき