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部室 ページ5

今日は明日部室点検があるからと、部室の清掃を任された
牛島さんが見れないじゃないかと反発したけど、軽くあしらわれた。畜生

こういうのもマネージャーの仕事だし仕方ないと自分に言い聞かせていつもと同じ分ドリンクを作ってから部室に向かう

『なんか部室掃除するの久しぶりかも…』

私は部室で着替えないため、部室に入る時は大体掃除を任された時だけ
前回いつ掃除したっけと考えながら部室のドアを開けた


『うっっっわ……』


男子って感じだよなあ、汚い

汚いってそういう汚れてるとかじゃなくて物がすごい
冬に着るウィンブレとかも放り投げてある。
ウィンブレ持ち帰れや…寮なんだから持ち帰るくらい出来るべや

『やるしかない』


棚に一人一人荷物を置いてあるから、床に散らばっているものを拾って名前を見てそこに入れてを繰り返す
そして期限切れのドリンクの粉だったりゴミだったりを処分していく

意外に早く終わるかもと考えた瞬間、隅に隠すように置いてある何かを見つけた



『おっとあれは』


前回はなかったんだけどな
清掃してて2回に1回は置いてあるいかがわしい本
ほんと高校生なのに誰が持ってきてるんだ


生憎キャーとか言うほど純粋な私ではない

本を1冊1冊見て、洋モノだとかナースだとかの種類を見ていく

(ああ…この年上系は山形さんっと)

(このナースは太一だな)

(この素人のやつは天童さん)

皆の荷物置き場に丁寧に置いておく

『皆の好みも分かってくるもんだ』


お、この月刊バリボーは牛島さんのだ
変な本とかあまり持ってないんだろうなあ…というか一冊も持ってなさそう…持ってないな
私の知ってる牛島さんはそんな本持ってない

でも思春期男子でそういうのに興味無いとかあるのか?分からなくなってきた
牛島さんについて知らないことがあってはならない(私の中で)


部活終わりに天童さんにでも聞こうと思い、私は部室を後にした



((その後))

『天童さん』

「んー?なにー?」

牛島さんがいなくなったタイミングで天童さんに声をかけた

『牛島さんって不埒な本って持ってたりするんですか』

「いや言い方よ。ぶっちゃけ俺も分からないんだよネ〜。そういう話になっても若利クンは入ってこないし」

寮の部屋が一緒の天童さんまで分からないなんて
これは一生をかけて調べる価値がありそう


『そうですか、ありがとうございます。あと素人モノいいですよね、私も好きです。お先に失礼します。』


「………いや怖いし何だったの」

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設定タグ:ハイキュー , 白鳥沢 , HQ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:もよみ | 作成日時:2018年10月21日 22時

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