【HQ】絶対的エースを崇敬しています【白鳥沢】 (ページ3)

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昔から今② ページ3

｢ねえなんで白鳥沢なんかに行くの！！！｣

『私もう牛島さんに会えればなんでもいいわ』

｢なんでウシワカなんかのために白鳥沢行くの！！｣

『牛島さんのフルネーム何？』

｢牛島若利｣

『名前までかっこいいとか罪な人。若利さんのご両親ありがとうございます。』

｢ねえ母さーーん！！！ひかりが壊れた！！！てかちゃっかり下の名前で読んでんじゃないよ！！｣

あの日から私は猛勉強
入学して自分がバレーをプレーするわけではなかったからスポーツ推薦は眼中にもなく、一般入試で入る他なかった

ぶっちゃけ頭はいい方だと思っていたけど、白鳥沢に合格するのは、今の私のままじゃとても難しかった

最初は私立だからお金かかるといって、少し反対気味だったお父さんお母さんも、私が頑張っている姿を見て応援してくれた

徹は入学した今でも反対してるけど(？)

そして次の年の4月、無事一般入試に合格した私は、新しい制服を身にまとって白鳥沢学園に入学した

｢ねえ｣

『はい？』

｢俺、川西太一って言うんだ。よろしくね｣

『私は及川ひかり。こちらこそよろしく』

後ろの席は太一だった。
お互いに男子バレー部希望ですぐに打ち解けられた。

入学して思ったんだけど、白鳥沢の男子バレー部にはマネージャーがいない

別に募集してない訳ではなく、ただ単に全国に行くほどの強豪のサポートなんてみんな自信がなくてやらないだけらしい。あと監督が怖いから。(太一曰く)

でも私は違う
マネージャーをやるためにここに来た。若利さんに会うためにここに来た。
私の今までの知識を使って何がなんでもここで必要とされるマネージャーになってやるんだ。

って思っていたのが１年前のこと

｢長いネ回想｣

『私も思いました天童さん』

｢もう2話も使ってるよ｣

『触れないようにしましょう天童さん』

｢まとめる力がないんだね～｣

『アイスあげるので速やかに次行きましょう天童さん』