また1人 ページ8
私は身支度諸々をし3人と家をでる。
｢あっ、この前のお姉さんじゃん！｣
と家を出た直後に金髪の子がいた。
しかも雄英の制服を着ている。
『え？』
相手は私のこと知っているみたいだが生憎私は知らない。
｢えAさん、上鳴くんと知り合いなの！？｣
｢どういう関係なんだ｣
｢おいアホ面帰れ｣
｢え、最後のおかしくね？気の所為？｣
どうやらこの子らは知り合いらしい。
『で、君誰なの？』
皆で歩きながら私は問う。
｢ほら、俺ですよ俺｣
私に問われている当の本人は｢俺だよ！俺！｣ばかり言っている。
多分、そんなに俺俺言っていてわからないなら一生わからないよ私。
絶対知り合いにいないって。
｢お姉さん記憶力皆無じゃん！俺と一緒！｣
『一緒だね。おそろっち』
｢おそろっち！！！！！｣
めんどくさい人そうなので適当に絡んでおく。
しかし私が記憶力皆無なのは悔しいが否定出来ない。
寝たら忘れるよね。
｢アホ面なんでクソ女のこと知ってんだよ｣
｢爆豪こんな可愛いお姉さんのことをクソ女呼ばわりしてんの？ないわー｣
｢クソが。アホ面と話してると何一つ話が進まねぇ｣
いやたしかに。
会話が進むどころかマイナス方面にいったよね。
｢昨日お姉さんがCDショップで帰ろうとした時に躓いて転けそうになったところを助けたんだよ｣
『あ、そうじゃん。君昨日の』
どうやら私の記憶力が乏しかった。
きっと3歩歩いたらなくなる。
にわとりより記憶力ないよ私。かなしい。
｢今日も躓きそうになってなかったか？｣
｢僕それ見たよ！玄関で！｣
｢はん、鈍臭ェ｣
『見られてないと思ってたのに』
こいつらよくみてるよね。
バレてないと思って平然を装っちまったよ。
私めっちゃ恥ずかしいじゃん。
てか緑谷くんなんでそんな嬉しそうな表情してるの君。
｢お姉さん。俺、上鳴電気。よろ！！！｣
名は体を表すってこういうことか。
『私、A。よろしく』
上鳴くんが爆豪に｢クソ女とよろしくすんじゃねェ｣って言っているのが聞こえて吹いた。
上鳴くんは上鳴くんでしっかり流しているのをみて爆豪の扱いなれているのがわかった。
爆豪の扱い慣れてるねって上鳴くんに言えば、｢俺よりもっと扱い慣れてる奴がいる｣とのことだ。
何故か今度連れてくるって言っていた。
いや別に連れてこなくていいですと思いつつ少し楽しみだ。
雄英生の知り合いまた増えそう。
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木耳(プロフ) - マイさん» ありがとうございます。是非ともたくさん絡ませますね！ (2021年4月4日 21時) (
レス) id: ada35b20c4 (このIDを非表示/違反報告)
木耳(プロフ) - ねこまるさん» 有り難きお言葉です。ありがとうございます！ (2021年4月4日 21時) (レス) id: ada35b20c4 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - 面白いです！応援してます！瀬呂君が推しなので、絡んで欲しいです (2020年8月31日 22時) (レス) id: a10e9fe01f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる(プロフ) - 他の作品もですが、めちゃくちゃ面白いです！応援してます！ (2020年8月31日 18時) (レス) id: d96889e03d (このIDを非表示/違反報告)
木耳(プロフ) - mitoさん» 応援されるなんて本当有難いです。更新頑張ります。 (2020年8月3日 22時) (レス) id: 482bba8c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木耳 | 作成日時：2020年7月19日 22時
