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『え？』
「困らせたいわけじゃないし、Aには幸せになって欲しいからそんなに言わなかったけど、
俺もAのことまだ好きだから。」
『でもさっき私の事好きじゃないって』
「それはAがあの子に狙われないように」
「なんかあっても守ってやれねえかもしれねえから」
ここが辰哉のいいとこだと思うけどもし照だったら
私のこと好きなの？ってあーゆー子に聞かれても
そうだよの四文字で答えてなにかされないようにって登下校もご飯食べる時も移動教室も全部ずっと一緒にいてくれるんだろうな、なんて思っちゃう
「電話きてる」
『あ、ありがとう』
その電話は私の人生を大きく左右するものだった
” あなたお見合いしなさい ”
と母からの電話
この時代にお見合いなんてする人いんの？って思ったけど私か。
「拒否権ないから」
とブチッと切られる電話
いやなんじゃそりゃ
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作者名：すし | 作成日時：2020年11月29日 3時
