二回目の転生先は脅威の侵略者編！？【吹雪士郎】 (ページ17)

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第九十七話ページ17

＜風華サイド＞

優花……行けたか……？
僕ももう少しで行けそうだ……。
けど……。

風華「………っ」

今すぐ優花や士郎の元へ行きたいのに、何故か身体が動かない。
あと……少しだったのに……っ！

ｶﾞﾀﾝｯ

音がした方へ顔を向けると、吉良が僕に駆け寄ってきた。

星二郎「フレア、何をしているのです！
私の大事なエイリア石を……。
でも、幸い少しだけだったのが良かったですがね」ﾎﾞｿｯ
風華「……ぃ」
星二郎「？」
風華「僕は……エイリア石を全否定にはしない。
だが、僕は絶対にエイリア石を使わない。何としてでもな」
星二郎「……そうですか。
貴女は私達側に着きながらも敵ですか。
まぁいいでしょう。
グラン達の戦力アップにもなりましたし。……研崎」
研崎「はい。何でしょうか、旦那様」
星二郎「フレアに＿＿＿＿＿＿してきなさい」
研崎「はい。かしこまりました。
フレア様」
風華「何だ……研崎」

僕は動かない身体を力いっぱいに動かすように動く。

研崎「貴女には＿＿＿＿＿＿をすることになりました」
風華「！？止めろっ！！僕は……僕は二人そろってこその“ 吹雪風華 ”なんだよ……っ！！」
研崎「旦那様の命令ですので。
でもちゃんと計画には参加してもらいますよ……っと」
風華「！？な……僕の口に何を入れたっ！！」
研崎「睡眠薬です。
おやすみなさいませ。フレア様」
風華「研、崎……」ｶﾞﾀｯ

僕は研崎に飲まされた睡眠薬で眠ってしまった。
優花……士郎のことは頼んだぞ……っ！！