転生したら野坂くんの妹だった 2【野坂悠馬】 (ページ2)

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第四十五話ページ2

＜ヒロトサイド＞

ヒロト「…………っ」

俺は見てしまった。
風丸さんが優花に告白をしている所を。
そして優花は、あっさり風丸さんの告白を受け入れてしまった。
このことを知ったら野坂が………(察
お、俺はどうすればいいんだ………(汗
とりあえず、タツヤに言った方が俺的に後々楽かもしれない。
俺はそう思い、練習の汗をシャワーで流してきた、タツヤに相談した。

ヒロト「タツヤ………少しいいか？」
タツヤ「………？お前からなんて珍しいな。ヒロト」
ヒロト「いや、ちょっとヤバめの光景を見てしまってな………(汗」
タツヤ「………？わ、分かった。
とりあえず、俺の部屋にi 「いや、俺の部屋で話そう」あ、うん」

そう言って、俺はタツヤを部屋に連れていった。

＜ヒロトの部屋にて＞

タツヤ「………っで、話はなんだい？
ヒロト」
ヒロト「じ、実はな………(汗
か、風丸さんと………/////」
タツヤ「………？うん」
ヒロト「優花に………/////」
タツヤ「うん」
ヒロト「こ、告白をしていた所をみ、見てしまったんだ………/////」
タツヤ「………っ！？」

タツヤは驚いたように(実質驚いてるけど)目を見開いた。

タツヤ「………っ/////そ、それは本当なのか………/////ひ、ヒロト/////」
ヒロト「あ、あぁ……///////」
タツヤ「このことが野坂くんにバレたら………」
ヒロト「間違いなく風丸さんは殺さ○るだろうな………(察」
タツヤ「野坂くんには言わないようにしよう………(察」
ヒロト「そ、そうだな………」

俺達はお互い見合い、風丸さんが野坂にフルボッコにされているのを想像したのか、察したように頷いた。

＜優花サイド＞

告白されてから数分後、私達は手を繋ぎながら食堂に向かった。

優花「い、一郎太………、だ、大丈夫？
ゆ、悠馬にフルボッコにされることが目に見えてるけど………(汗」
風丸「大丈夫だ、俺達は正式に付き合ってるんだから、もし何か言われても俺は言い返せる。
優花は………どうなのか？」
優花「私は………うん、一郎太と一緒なら、悠馬にだって言い返せる！
私は今誓った！！」

私はそう言うと、一郎太はクスクスと笑った。

優花「な、何で笑うのっ！！//////」
風丸「いやいや、誓い方が独特でな………(笑
…………やっぱりそういうとこ、好きだ、俺は」

そう言って一郎太は___________

私にキスをした。
悠馬以外の人とキスをしたのは、初めてだった。

優花「………っ！？////////」
風丸「ふふっ」ｸｽｸｽ

そうやって、静かだった廊下はにぎやかな廊下に変わった。