七不思議零番目の怪異は人間のフリをしています【地縛少年花子くん】

第29の怪 ページ31

唯華サイド


唯華「……っ痛い」

…あれ？何で二番様の異界に…。
あっ、葵と美術室行こうとしてたら、間違って二番様の異界に行っちゃったんだった。


唯華「にしてもこんなに生徒を…」
？？「誰かしら？」
唯華「そっ、その声は…！」






唯華「二番様ッ！！」


二番「零番、どうしてあなたがここに！？」
唯華「いや〜。
葵と美術室行こうとしたら、間違って二番様の異界に来ちゃいました」
二番「そう。
私の邪魔をしに来たんだと思ったわ」
唯華「(あっ、そっか。
二番様の“ 噂 ”は引き裂くんだったっけな…？)
…多分なんですけど、二番様」
二番「何かしら？」
唯華「花子くん達、絶対来ますよこれ」

二番「…そんなことは分かってるわ」
唯華「じゃあ、何でこんなこt 「あたしはもう一度、ミサキに怒られたいから…」 ……」
二番「それ為だったら何でもするって誓ったのよっ！！」


唯華「……私は二番様に手出しはしません。
が、もし花子くん達が二番様に対抗するのならば…。
“ 私は二番様を退治します ”」


二番「…分かったわよ」
唯華「そうですか。
じゃあ私はその辺でうろうろしておきますね」 ﾆｺｯ

第30の怪→←第28の怪

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す