七不思議零番目の怪異は人間のフリをしています【地縛少年花子くん】

第16の怪 ページ18

寧々「はぁ〜」


寧々「イケメンが空から降って来ないかしら…」

花子&唯華「「ヤシロ…/寧々ちゃん…」」
寧々「別に本気じゃないもん
現実のフィクションの区別くらいついてるもん」
寧々「でも、怪異の助手なんてやってるのよ？
つい特別な出会い、特別な恋を期待しちゃうじゃない！」
花子&唯華「「トクベツ？」」
寧々「そうねぇ…例えばこの映画みたいに…」


高貴な血筋ゆえに悪霊に囚われた少女(私)

そんな彼女の目の前に突然、空から降ってきた美青年

彼は見事、悪霊を打ち祓い、美少女の守護霊と一緒に結ばれるの…！！


花子「俺、打ち祓われてんだけど」
唯華「私は美少女の守護霊…？」 そんな訳…
花子「キケンシソー禁止ー
大体、そんなモーソーしなくても」




花子「ヤシロには俺がいるじゃん」
寧々「むぅ」
唯華「………
(気まずい…。)」

？「そこまでだ！！」
？「やっと見つけたぜ！悪霊め！！」 とう
寧々「(空から男の子…。
あの映画と同じ！！)」
？「かもめ学園 中等部 三年…」
寧々「(まさか美青年が私を…！)」



光「源光 だ！
冥土の土産に覚えときやがれ！」 ﾊﾞｰﾝ

寧々「知り合い？
花子くんのこと見えてるみたいだけど」
花子「あの少年は源家の人間だね」
唯華「花子くんが見えるのもそのせいなのよ」
寧々「源家…」 武士？


花子「昔々のお話さ」


※作者の都合上で飛ばさしてもらいます。
by一郎太と士郎が好きな者♪リン

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