転生したら野坂くんの妹だった【野坂悠馬】 (ページ49)

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第四十四話ページ49

＜引き続き士郎サイド＞

野坂くんの部屋の前へ来た。

ｺﾝｺﾝｯ

ｶﾞﾁｬｯ

扉が開く音がした。

野坂「はい…………って、吹雪さん、練習は？」
士郎「キミを呼びに来たのさ。
……………ホントだ、一星くんが行った通りだ。
風丸くんと優花ちゃんが居ない。」

僕のその発言が聞いて、野坂くんは反応したように、喋った。

野坂「優花は………風丸さんと歩いて行きました。
『少し付き合ってほしい』
と言われ、優花は風丸さんについていきました。」
士郎「…………っ！？じゃあ、風丸くん達は何処へ…………？」

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＜優花サイド＞

風丸「優花、俺はお前のことが………………っ、す、好きだっ！！！
………………もちろん、野坂や吹雪達も優花のことが好きだってことは分かってる。
でも俺は、そんな気持ちを押し殺してお前に告白した。
どうか…………この俺の気持ち、受け止めてくれないか？」
優花「っ！！…………私の応えは________________」
風丸「…………っ」
優花「私の応えは、
…………………いいですよっ……………/////////
わ、私も実は…………風丸さんのことが…………///////
すっ、好きだったんです……………/////////
よ、よろしくお願いします………////////」

私のその言葉を聞き、風丸は、

風丸「……………っ！！/////////
そっ、そうだったのか………///////
まさか両思いとはな………//////
……………これからは俺のこと、
『一郎太』
って呼んでほしい………///////」
優花「…………！////////
は、はいっ！！！」
風丸「それから………敬語も無しで頼む。
付き合ってるのに、敬語なんてな………/////////
な、慣々しいだろっ………//////////」

風丸…………いや、一郎太は私から少し目を反らし、顔を赤くして言う。

優花「そ、そうだねっ！
私も敬語、使わないようにするよ！
……………っありがとう、一郎太」ﾆｺｯ
風丸「…………っ！！////////」

優花の笑顔でノックアウトしたのか、さっきよりも顔を赤くした。

優花「これからよろしくね………っ！！
一郎太」
風丸「あぁ、こちらこそだ…………
優花」

遠くでその光景を見てしまった者がいた。

ヒロト「…………っ」