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しかし、日記帳は全ページ白紙であった。
「な、何も書いてねーじゃねぇか...」
「...だから見ても何も面白くないって言ったじゃない。」
「どういう事だ、？」
「日記は書いてはいるのよ。この羽根ペンが特殊でね。
透明の液が入っていて、書いた本人しか読めないのよ。」
チョウヤは自身の持っているペンについて話した。
レオリオは唖然としている。
「な、なんだよそれーーー！！！」
「...聞いた事がある。しかし、このペンはとても貴重だった気がするが、」
「あら、私が盗んだとでも言いたいワケ？ ちゃんと正規ルートで購入したのよ？」
残念だったわね、とくすくすと笑うチョウヤを横目で見、クラピカも少し微笑んだ。
「(...だが、何故そのペンを使うのか？
それこそ、私達に言えない何かがあるというのか？
...また彼女 についての謎が増えてしまった。)」
No.45 ページ7
「そうか、チョウヤは既にプレートを6点ゲットしたのか...」
チョウヤは四次試験が始まってから現在までのあった出来事をクラピカ達に話した。
「にしてもォ、チョウヤちゃん。
あのヒソカに会ったんだろ？大丈夫だったか、？？」
「えぇ。何とか。
勝負をしてくれと随分しつこく言われたけれどね。」
「「(チョウヤ/ちゃんを
はあ、とため息を吐くチョウヤ。
チョウヤの隣にいるクラピカとレオリオは顔を見合わせた。どうやら考えている事が通じあっている様で。
チョウヤは近くの木に寄りかかり、小さなカバンから日記帳と羽根ペンを取り出した。
「チョウヤ。その日記帳にはいつも何を書いているんだ？」
チョウヤはすらすら、と書いていた手を止め、日記帳を閉じてクラピカを見た。
チョウヤの目は少し驚いたように見開いていて。
「...その日にあった出来事、とか。
フツーに日記を書いてるだけよ。見ても何も面白くないわよ？」
「でも気になるんだよなァ〜〜〜、...あ、もしかして見られちゃいけないコトでも書いてあんのか？」
「よせレオリオ！」
「...！あっ、ちょっと...！！！」
レオリオはチョウヤの日記帳を隙を狙って取り上げてみた。
.
.
「な、何も書いてねーじゃねぇか...」
「...だから見ても何も面白くないって言ったじゃない。」
「どういう事だ、？」
「日記は書いてはいるのよ。この羽根ペンが特殊でね。
透明の液が入っていて、書いた本人しか読めないのよ。」
チョウヤは自身の持っているペンについて話した。
レオリオは唖然としている。
「な、なんだよそれーーー！！！」
「...聞いた事がある。しかし、このペンはとても貴重だった気がするが、」
「あら、私が盗んだとでも言いたいワケ？ ちゃんと正規ルートで購入したのよ？」
残念だったわね、とくすくすと笑うチョウヤを横目で見、クラピカも少し微笑んだ。
「(...だが、何故そのペンを使うのか？
それこそ、私達に言えない何かがあるというのか？
...また
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作者名：凛 | 作成日時：2023年12月2日 19時
