No.40 ページ2
その日の夜。
チョウヤは引き続き自分の
「(...いない。
どうしても私を
「(仕方ないわ。今夜は断念しましょう。)」
チョウヤはそのまま木の上で仮眠を取った。
.
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翌日。
木の上から降り、周囲を見渡しながら行動する事にした。
「...！あれは、」
チョウヤが目を見開いて見たモノ。
それは＿＿
「(ついにここで...)」
チョウヤは気配を消し、ヒソカに気付かれないように近付く。
近くにいるゴンにも気付かれないように。
「さあ」
「出てきなよ♥」
「いるんだろ？」
「こないならこっちから行こうかな♥」
ヒソカはゴンがいる方向へフラフラと近寄る。
チョウヤはヒソカの真後ろの茂みに居るので気付かれてはいないが、万が一の為、武器を構えた。
すると、ゴンの更に後ろに居たゴズが姿を現した。
「(...きたわ、チャンス...！)」
チョウヤは僅かなチャンスを逃さない為、じっとヒソカとゴズを見詰めた。
「手合わせ願おう」
「死ぬよ♠」
「......」
「(チャンスだ...！)」
チャンスだと思っているのはゴンも同じの様で。
目を凝らしながら二人の戦闘を見守る。
「とりゃ！！」
ゴズはヒソカのいる方向へ槍を振り回すが、かわされてしまい、木が折れてしまう。
必死に攻撃をするがヒソカには全く当たらなくて。
いつの間にかゴズは息が切れていた。
「なぜ攻撃してこない！！」
「このまま避けてれば、キミは勝手に死ぬから♢」
「おびただしい
キミの傷の深さを物語っている♣︎」
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作者名：凛 | 作成日時：2023年12月2日 19時
