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ｽﾈｲﾌﾟ｢何の話をしていた。｣
あの後、｢夜も遅いから｣ということで、校長室の前にいたスネイプ先生にグリフィンドール寮まで送ってもらうことになった。
｢特には。｣
薄く微笑むと、スネイプ先生は嫌悪感を剥き出しにしたかのような顔をした。
ｽﾈｲﾌﾟ｢その顔は嫌いだ。｣
｢すみません。｣
卒業してからは、先生はレジー叔父さんに会っていないらしい。
叔父さんがヴォルデモートを裏切ったから。
スネイプ先生は元死喰い人で、今はダブルスパイだと聞いた。
ｽﾈｲﾌﾟ｢お前が何に首を突っ込もうとしているのか、我輩には分かる。くだらない正義心だのなんだの、本当にグリフィンドールらしい傲慢さだな、ブラック。｣
くだらない正義心、ね...
確かにそうだ。
｢自覚していますよ、先生。ところで、明日はクィディッチですね。｣
ｽﾈｲﾌﾟ｢レイブンクロー対グリフィンドール、だったか。ポッターもいないのに、グリフィンドールは大敗を余儀なくされよう。｣
｢うっ...頑張りますよ...応援よろしくお願いします。｣
ｽﾈｲﾌﾟ｢我が寮の試合でもないのに、なぜ我輩が...っ話を反らすな。お前はどんなものに首を突っ込もうとしているのか分かっているのか。その覚悟はおありで？｣
そんな軽い挑発で諦めるなんて、ブラックの名が泣く。
｢とっくにできていますよ。攻撃は、最大の防御と言います。私は魔法界をヴォルデモートに乗っ取られるなんて嫌だ。だから彼の復活に備えるんです。守る人は...スネイプ先生、あなたも入っています。｣
ｽﾈｲﾌﾟ｢我輩も...？｣
｢ええ、ですから先生は、ダブルスパイなんてもうやめてくださいね。｣
ｽﾈｲﾌﾟ｢なっ！ブラック！｣
スネイプ先生は懐から杖を取り出そうとした。
｢ふふ、おやすみなさい、先生。｣
放たれた忘却呪文は、現れたシールドに弾かれて消えた。
Aはもうネックレスはしていない。
首についた、月桂樹の葉をモチーフにした黒いチョーカーには、縮小された真っ赤な石がついていた。
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りあ(プロフ) - 早く続編を見たいです！楽しみに待ってますね！ (2022年10月20日 14時) (
レス) @page21 id: 2821336846 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - お久しぶりです！やっとまた読めました！（一時的に）賢者の石、完結おめでとうございます！続編たのしみにしています！応援してます、頑張ってください！ (2021年1月27日 17時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
Silky Love(プロフ) - 続編早くみたいです！楽しみにしてます！！！ (2021年1月25日 18時) (レス) id: 8f0d37e51e (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - このお話すごく好きです！応援しています！続編楽しみにしてます！ (2020年12月17日 16時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞咲優陽 | 作成日時：2020年9月16日 7時
