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ﾊﾘｰ｢でもスネイプは僕を殺そうとした！｣
ｸｨﾚﾙ｢いや、いや、いや。殺そうとしたのは私だ。あのクィディッチの試合で、彼女の鋭い目が私を射ぬいた時、私は肝が冷えたよ。そのせいで君から目を離してしまった...もう少しで箒から落としてやれたんだが。君を救おうとして、スネイプが私のかけた呪文を解く反対呪文を唱えてさえいなければ、もっと早く叩き落とせたんだ。｣
ﾊﾘｰ｢スネイプが僕を救おうとしていた？｣
ｸｨﾚﾙ｢その通り。｣
クィレルの話は進むが、Aは混乱の極みにいたせいで聞いていなかった。
私が、ハリーに疑われていた？
幼馴染みなのに？
5歳まで一緒に過ごしてきた、姉弟のようなものなのに？
ｸｨﾚﾙ｢世界旅行をしているとき、初めてあの方に会った。｣
クィレルの言葉に、Aは思考の海から帰ってきた。
ｸｨﾚﾙ｢当時私は愚かな若輩だったし、善悪について馬鹿げた考えしか持っていなかった。ヴォルデモート卿は、私がいかに誤っているかを教えてくださった。善と悪が存在するのではなく、力と、力を求めるには弱すぎる者とが存在するだけなのだと...それ以来、私はあの方の忠実な下僕となった。だがあの方を何度も失望させてしまった。だから、あの方は私にとても厳しくしなければならなかった。｣
クィレルがそこで身震いしたため、クィレルはは闇の魔術に染まってしまったわけではない、とAは理解した。
ただ、突然飛び出す攻撃的な発言は、後頭部の''それ''が原因だろう。
...これで本当に退治できるのだろうか。
と、Aは瓶の中の粉を思い浮かべた。
...やってみるしかないか。
ｸｨﾚﾙ｢一体どうなっているんだ...''石''は鏡の中に埋まっているのか？鏡を割ってみるか？...この鏡はどういう仕掛けなんだ？どういう使い方をするんだろう？ご主人様、助けてください！｣
？｢その子を使うんだ...その子を使え...｣
来たっ！
Aは内心ニヤリと笑った。
薄目を開けてうかがっていると、ハリーは縛られていた縄を解かれ、｢みぞの鏡｣の前に立っていた。
ﾊﾘｰ｢僕がダンブルドアと握手しているのが見える。｣
...嘘だ。
長い間ハリーと過ごしているAだからこそ分かることだが、Aはハリーの僅かな表情の違いを見逃さなかった。
そして、ハリーのズボンのポケットが少し膨らんだ。
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りあ(プロフ) - 早く続編を見たいです！楽しみに待ってますね！ (2022年10月20日 14時) (
レス) @page21 id: 2821336846 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - お久しぶりです！やっとまた読めました！（一時的に）賢者の石、完結おめでとうございます！続編たのしみにしています！応援してます、頑張ってください！ (2021年1月27日 17時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
Silky Love(プロフ) - 続編早くみたいです！楽しみにしてます！！！ (2021年1月25日 18時) (レス) id: 8f0d37e51e (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - このお話すごく好きです！応援しています！続編楽しみにしてます！ (2020年12月17日 16時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞咲優陽 | 作成日時：2020年9月16日 7時
