[ハイキュー!!] 白いはねのからすのコ。

＊ 4 MG ページ6

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1年1組HR.



...やばいやばいやばい。

次の次だー自己紹介....はあーこういうのホント苦手...



あ、次オレンジの髪のコだ。



「日向翔陽です！好きな食べものは、たまごかけごはん！部活はバレー部に入ります！！絶対！！！おねがいシアースっ！！！」



..へー、案の定バレー部。
てか、絶対って...


おっと、次だったや。
日向の真似しよ。



ガラーっと椅子を後ろに下げ、のろのろと立つ。


A 「羽白A です。えーっと、好きな食べものはグミ...ぶどうのやつです。中学では、バレー部でリベロやってましたーおねがいシアース。」



ふうっ！なんとか噛まずに言えた。



日向「ねえ！羽白さんもバレーやんの？！」



隣の席の日向が、ズイっと顔を近づけてきた。



A 「あーうん。中学まではやってたけど...高校ではやんないかな...のんびりしたいし。」



日向 「えー！！なんでっ？？バレー楽しいじゃん！！やろーよ！！」



日向がキラキラした目でずーっとバレーの話をしてくる。



日向 「おれはさ！”小さな巨人”に憧れて烏野高校にきたんだっ！！だから、絶対バレー部入る！！」




A 「へー...がんばってくだ」日向「あ！じゃあさ！！」



日向 「マネージャーやろーよ！！！！！」




...へ？

マネージャー...？



((♪キーンコーンカーンコーン♪))



日向 「よっし！！決まりっ！！じゃあまた放課後ね！羽白さん！！一緒に行こうなっ！」


ガタっと椅子をひいて勢い良く立ち上がった日向は、なぜか走って教室を出て行った。





周りを見渡せば、いつの間にかHRは終わっており
ガヤガヤと教室から生徒がでていく。



そんな中、羽白Aはカラになった日向の席を、ただただボーゼンと見つめていた...







A 「...いくって、どこに...？」





＊＊＊＊＊
日向 「急げ急げっ！！漏れるっ！！ヤバイっ！！！」

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