[ハイキュー!!] 白いはねのからすのコ。

＊ 23 守護神 ページ25

「ノヤッさーん！！」
「西谷ー！！」


体育館に行くと、なにやら騒がしい。

ひょこっと覗いてみる。


A 「こんにちはー...ってだれ？」


そこには前髪がオレンジのトサカ？みたいな頭の人がいた。


西谷 「うおー！！女子っ！女子がいる！！龍！あの子だれだ？！？」


...あ、田中先輩タイプだ。
私は直感でそう判断した。


田中 「我らが烏野バレー部1年マネ、羽白Aだあああーっ！！！」


なぜか脱ぐ田中先輩。


菅原 「もー、田中うるさい！脱ぐな！Aー、2年の西谷だよ！大丈夫だから、こっちおいで？(こいこい」


体育館の入り口でびくびくしてた私に、孝支先輩が手招きする。

そろーっと孝支先輩に近づく。


A 「..なんですか、この人。」

菅原 「停学くらっててさ、今日やっと解放されたんだ！烏野の守護神、リベロだよ！」



なるほど。この人が先輩方が言っていた烏野の守護神...

思ったより小さいな。


A 「はじめまして..羽白Aです。よろしくおね((西谷 「かっ、かわいい..！！！天使...！！！(ギュッ」


え、ちょ、なに...

ぎゃあーーー！！！//

いきなり抱きついてきた！！？



みんなびっくり。私もびっくり。



菅原 「...ちょっと西谷！？？なななっ何してるの？？！離してあげなさい！！//」


孝支先輩がいそいで引き剥がす。

私は固まったままだ。


西谷 「はっ！！すいません！かわいすぎてつい...あっ！！！潔子さあああんっ！！！」


今度は潔子さんに突進していった。


ぱしーんっ



良い音がなり、見ると西谷先輩の頬に手形がついている。
だが、なぜか嬉しそうだ。


..ああ、そういう対応をするのが正しいのか。


菅原 「大丈夫？A。ごめんね、うちの西谷が...！！(あせあせ」

孝支先輩が、なんかお母さんみたいなこと言ってる。

A 「...はい。大丈夫です...びっくりしました...。」




すると、

西谷 「あの根性なしっ！！！」

今度は怒っている。


聞くと、『旭さん』という人が戻っていないことに怒っているみたいだ。




誰だろ...旭さん。




孝支先輩に聞こうと見上げると、
すごく悲しそうな顔をしていた。

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