サングラスと獅子と…。 (ページ25)

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仲良しな2人ページ25

走りながら家に向かってる途中で今日は親が遅い事を思い出した

大分離れた所まで来た事だし

今日はもう大丈夫だろうって事で近くのコンビニへ夜ご飯を買いに行く事に。

店内に入って夜ご飯を選びレジへ。

｢1260円です｣

バッグを開けると入ってる筈の財布が…無い。
急いで漁っても入ってなくて。家に忘れたんだ…

さっきは有剣が払おうとした所を司が頑なに嫌がって払ってくれたんだった…

後ろにも人並んでるし少し恥ずかしいけど、一旦戻るしか無いな…

｢60番｣

店員に言おうとした所に突然横に来てサイダー2つを置いて煙草の番号を言う銀髪の彼。

え、やっぱ遅すぎたせいで…しかもこの人怒ってそうだし

ていうかこの人高校生じゃ？赤い制服？見た事無いな

｢御会計はご一緒ですか？｣

『いえ！私財布忘れちゃったので無しに…｢同じで良い｣

『えっ？』

そんなこんなで銀髪の人が会計を済ませちゃって…

『あの、ありがとうございます！お返ししますので…｢んなもん要らねえ｣

｢お前がチンタラしてっからだろ｣

『すみません…』

｢あ、公ちゃんここに居た、迎え来てるよ。ん？この子は？｣

公ちゃん？怖そうな人なのにあだ名が可愛くて少し可笑しかった

｢こいつがレジで遅せぇからよ笑ん、これ。｣

サイダーをもう1人の黒髪の人に渡す彼。

｢そっかあ、公ちゃん優しいね｣

｢あ？うっせえな。行くぞ亮｣

そのまま先に歩いて行ってしまった銀髪の彼。

すると黒髪の人に話しかけられて、この人はあの人と違って優しそうだった。

須｢公ちゃんああ見えて優しいから気にしなくて大丈夫だよ。あ、俺は瀬ノ門の須嵜亮であっちが天下井公平。よろしくね？｣

『は、はあ。あ、宜しくお願いします！あの、さっきの…天下井さんに宜しくお伝えくださいください』

須｢うん、了解。またね｣

手をヒラヒラ振りながら天下井さんの所に走って行っちゃった須嵜さん。

正反対そうに見える2人でも凄く仲が良いんだろうなあ…

ありがとう天下井さんと須嵜さん

そういえば瀬ノ門ってさっき有剣達が行ってた気が…

まあ、いっか

また新しい同世代の人に出会えたのは凄く嬉しかったな。

家に帰ってスマホを確認すると…

まだ何も届いてなくて、清史からは相変わらずボイメが届いてた

これは私から2人に送るべきだな