今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:39,556 hit
小｜中｜大
・ ページ23
翔太side
『A、大丈夫、？』
「う、ん、」
小さく、掠れた声でこくんと頷く。
すぐにでもハグしたかった。
でも俺は何したらいいか分からなくて。
すぐ、
ふっかに頼んじゃうんだよな、
馬鹿だわ俺。
「ふっか、どうしよ、」
「俺に任せとけ」
ふっかは軽々しくAを抱えて、
布団かりていい？って、
そんなのいいに決まってて、
いいよって返事をする。
なんで俺が守れてやれないんだ。
助けてあげる方法なんて、考えれば沢山ある。
なのに、俺は出来なくて、
人任せになって、
ほんとしょうもねぇな。
俺。
15分くらいたった頃、ふっかが出てくる。
「A、寝たよ｣
「ん、ありがとう、」
それからソファによいしょと腰掛けたふっか。
空になったコップに酔いを覚ますために
水を入れた時、
ふっかは話し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：お と | 作成日時：2020年4月27日 14時
