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目黒side
あー、何やってんだ俺。
他のやつに取られたくないって思ってしまうから
俺はAさんに恋してるなんてこと
とっくに気づいてた。
そんな気持ちをかき消しても
また浮かぶAさんの顔。
とんでもない魅力で色んな男を落としてく。
そんなAさんが頭から離れなくなっていた。
ほかの男のところに行くAさんは、
嫌いだ。
そして、手が届きそうで届かないから。
俺の存在価値ないんじゃねーのかって
考えることだってある。
俺、どんだけAさんのこと好きなの、ほんと。
でもやっぱそういうのってだせーじゃん？
自分で言うことじゃないけど
いい男だと思う。
俺がいるのに、なんで？
『、』
「。」
俺じゃ、ダメ…なのかな。
何それ、カッコ悪。
こんなにぐちゃぐちゃになった気持ちのせいで
Aさんの手は
かすかに震えてた。
ねぇ、
Aさん、
俺にしてよ、
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作者名：お と | 作成日時：2020年4月27日 14時
