.不思議ちゃんとスカイピース. (ページ4)

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スェスェんんページ4

トゥゥゥゥル

トゥゥゥウル

今日は目覚ましの音ではなくて

電話の着信音の音で目が覚めた。

時計を見るとまだ朝の5時。

なんだぁあと2時間は寝れたじゃんよー。

なんて思いながらも手を伸ばしてスマホを取る。

「うーん。もしもし？」

「あっ、じんくん？
早い時間にごめんなさいね」

電話からは懐かしい女の人の声が聞こえてきた。

「、、もしかしてたちばな叔母さん？

久しぶり！！」

たちばな叔母さんとは3年くらい前にお正月の親戚の集まりであったのが最後だったかな？

「うふふ。
相変わらずじんくんは元気ね。」

叔母さんは軽く笑いながらそういった。

笑い方が相変わらず変わってないなぁ。

「あっ、ところでどうしたの？
急に電話かけてくるなんて。」

そうえば何か大変なことでもあったのかな？

「実はね、、
すごく急なことなんだけど、、

うちのAがあと一週間後から高校生なの。

私も蓮斗も海外からまだ日本に帰れそうにないか

らは今は親戚の家にAをあずけてるんだけ
ど

東京の高校だから都内に引っ越さなきゃいけなく
て、、」

叔母さんは少し間を空け、
申し訳なさそうに続けた。

「それでじんくんが良かったら、
じんくんのお家で高校の3年間だけ、
Aをあずかってもらえないかなって？

一人暮らしっていうのも考えたんだけど、あの子
危なっかしいから心配で、、」

叔母さんはどこかすがるような声でそういった。