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レトロゲーム（2br/140） ページ50
名を呼び扉を叩くが応答なく。
そっと扉を開けるとベッドの上で丸まった背中を見つけた。
彼女はスマホで宇宙からの侵略者を迎撃している最中だった。
「おついちさんが晩御飯期待してよって」
「兄者はケーキ用意するって」
迎撃する指が止まる。
「…さっきはご免な」
漸く此方を向いた瞳は涙で濡れていた。
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レトロゲーム(2br/140字ss)
https://shindanmaker.com/758369
181003
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作者名：なまくら | 作成日時：2018年8月15日 22時
