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かなしい音楽（弟/140） ページ49
悲壮感漂うBGMの中スタッフロールがゆっくりと流れる。
ふぅと溜息を吐きちらりと横を見やる。
彼女は瞳の淵に涙を溜めながらスクリーンを食い入るように見つめていた。
ふと彼女がまばたきをした瞬間、大粒の涙がぽろりと流れ落ちる。
煌めいたそれが恐ろしく儚く見え思わず頬へ手を伸ばしてしまった。
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かなしい音楽(弟/140字ss)
https://shindanmaker.com/758369
181002
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作者名：なまくら | 作成日時：2018年8月15日 22時
