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缶コーヒーの午前一時（兄/140） ページ39
ピッと音がした後、ガコンと落下音。
身を屈め自販機から缶を取り出すのと同時に上がる間抜けな声。
「間違って隣の珈琲押しちゃった…」
「丁度いいじゃん。それ飲んで目ェ覚ませよ」
寝惚けてないと唇を尖らせる女のヘルメットを奪い、空いた手を引く。
目的地の海まで後数十歩。
眠気なんて飛ぶだろうが。
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缶コーヒーの午前一時(兄/140字ss)
https://shindanmaker.com/758369
180919
深夜のｱﾆｼﾞｬﾄﾞﾗｲﾌﾞ
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作者名：なまくら | 作成日時：2018年8月15日 22時
