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朝帰り（兄＋弟/140） ページ32
リビングの扉を開くと朝の澄んだ空気にほろ苦い香りがし、マグを啜っていた兄者が顔を上げる。
「おかえり。弟者も珈琲飲むか？」
湯気立つポットを指差され、欠伸をしながら飲むと返す。
「…アイツの所か」
マグを取りに傍を通れば同じ石鹸の香りがすると鼻を鳴らされてしまい。
曖昧に笑って誤魔化した。
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朝帰り(兄＋弟/140字)
0180913
お題くださった方有難うございました
いずれまた、どこかで（おつ/140）→←偶然と必然を重ねて（弟/140）
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作者名：なまくら | 作成日時：2018年8月15日 22時
