＊ ページ6
．
遡ること数時間前＿＿＿＿＿＿
「情報によるともう既に動いている。」
「…民間人を巻き込む自爆テロ、ですか。」
「裏から手を引いているのは間違いない。だが優先すべきは国民だ。」
「御意。」
鏡雨は、後に爆弾騒動を起こす男に声をかけた女性と話していた。
この女性は、鏡雨の部隊の人間である。
そして、Aが姉御！と叫ぶ、Aと関係の深い人間。
最初の一手は、賢か愚か。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
私は
数年前まで諜報員として活動していた。
5年前、アメリカで任務にあたった際、嵌められ、拷問まで一直線だった私。
その時に助けてくれたのが、Aさん。
Aさんが計画していたプロジェクトに乗っかり、今私は古都月隊長の下仕事をしている。
感謝してもしきねぬ恩を感じつつも、
どこか危うい彼女を見ているうちに、
彼女が追い求めるものが分かってしまい、
悩み嘆いた。
『＿＿＿＿私と一緒に日ノ本を守りませんか？』
そう言って微かに微笑んだ彼女は、今もナニカに縛られている。
だが、私には彼女の凍った心は溶かせない。
ならば、やる事は一つ。
「＿＿＿＿＿＿発見しました。接触します。」
Aさんとの約束通り、この國を、守る。
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿ドオオォォォン！！！
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
御夜(プロフ) - 有難うございます！古都月兄妹は完全オリジナルなので不安だったのですが、そう言ってくれると嬉しいです！ (2018年5月7日 22時) (
レス) id: 7d87b2f17e (このIDを非表示/違反報告)
姫歌(プロフ) - とても読んでいて面白いです！自分の好きなタイプの小説で一気に読んでしまいました。古都月兄弟の会話とかもホント面白いので、これからの更新とても楽しみにしてます！ (2018年5月7日 22時) (レス) id: 615f42e683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：御夜 | 作成日時：2018年4月21日 18時
