例え裏切られても、笑顔でいよう、それが正しいと信じてるから【歌い手】 (ページ2)

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笑顔１ページ2

それは突然の出来事だった

笹木さんに呼ばれて、

喋っていたいつめんの人たちと別れた、

この行動が間違ってたのか、

なんて今さらおもっても仕方ないことだ

人気のない校舎裏、

カチカチｯとカッターの刃のでるおと

笹木「裏切り者になってね、Aさん」

『えっ』

グサッと容赦なく刺さるカッターは、

笹木さんではなく

私に刺さっていた、

笹木「キャァァァァァァァァァァァァ」

でかすぎる笹木さんの悲鳴で

少し先にいた生徒たちが

来る足音、ねぇ、

私が刺されてるのに

私を攻めるなんてあり得ないよね、

なんて勝手に安心して、それもつかの間

ある人が一言言った

？？「Aｯ？」

？？「なんで笹木ちゃんは泣いてるの」

笹木「Aさんがｯなぜかｯ

………………ｸﾞｽｯ裏切り者になれって！ｸﾞｽｯ」

？？「嘘ｯ」

「花崎さんヒドッ」

「うわ、ないわこいつ」

「瑠美ちゃん大丈夫？」

？？「ねぇ、嘘やんな、、」

私の袖を軽く引っ張り

声をかけてくるのは

『………………センラ、』

？？「そうや、Aがするわけない」

『………………まーしぃ』

ごめんね、ごめん、

『私が………………したよ、』

逆らえない、

あのこの言葉が、嘘には聞こえなかったから、

もし本当なら、

失ってしまうから、

笹木「言うこと聞かないと、

あの人たち、一人づついじめて殺.してあげる」

そう言われた、

彼女ならしかねない

そうだよ、私一人が犠牲になるだけで、

彼らを救えるんだよ？

演じなきゃ、

センラ「嘘つかんでや！」

『だから、私がしたっていってるでしょ！』

やだ、

浦田「嘘、だろ、」

『ほんとだって、』

そらる「………………帰ろ、」

やだよ

まふ「そうですね、」

行かないで

天月「いこっか、」

おいていかないで！

声にならない叫びを

心のなかで言っても届かないことくらい

知ってる、でも、怖いよ、

君らなしで生きていく勇気がない