その子、王族ですよ【HQ】

戻ってから出会った男 ページ33

なんやかんやで無事にパーティーは終わり、学園に帰る日になった。

貴「それじゃ、行ってきます！！」

咲「行ってらっしゃい(´˘`＊)頑張ってね！」

聖「空馬、よろしく頼む」

空「かしこまりました」

そうして、馬車に乗り数十分後に学園に戻ってきた。

貴「ん〜！！」

とけのびをしていると…

研「Aおはよ」

そう言って研磨がAに声をかけた。Aは笑顔でおはよう！！と言った。

研「元気だね」

貴「まぁね〜！！ていうか、研磨って神海の調魔( しんかいのセイレーン)だったんだ」

研「うん…クロの紅夜の不死鳥(こうやのふしちょう)だと思った？」

貴「うん！！一緒に居るからてっきりそうなのかと！」

研「色々、クロも考えてメンバー選びしてるから。まぁ、俺の場合はクロのところ無視して来たんだけどね」

なんて事を言う研磨。
すると、

「あれ、孤爪。珍しいね、女子と話すなんて」

と言うイケボの男がいた。
そのイケボの男はユニコーンの刺繍をした白を基調としたローブを身にまとっていた。

研「赤葦…まぁ…友達だから」

赤「孤爪から友達って言う言葉が出るなんて思ってもみなかった」

研「そう？」

赤「うん」

なんて言うやり取りを(o ˙ㅿ˙ o)という顔で見てるA
すると、赤葦と呼ばれる男がAに話しかけた。

赤「君、名前は？」

貴「四宮Aです！！」

赤「あぁ君が、木兎さんと戦ったいっていう…大丈夫だった？木兎さん、手加減知らないから」

なんて聞いてくる赤葦。
Aは全力で首を縦に振った。

赤「それは良かった」

貴「えっと…塚のことをお聞きしますが…どちら様でしょうか」

赤「あぁ、ごめん。俺は『絶歴の一角獣(ぜつれきのいっかくじゅう)』に所属してる2年の赤葦京治。｣

と礼儀正しい赤葦。
Aはぺこりとお辞儀をした。

研「あ、時間…」

赤「ホントだ…それじゃまた」

そう言って研磨と赤葦は教室に向かった。Aも急いで、自分の教室へと向かったのであった。

クエスト！！→←バレちゃった☆

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