あなたを信じて . 2

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その後、ユウキさんは1ポイント問題を不正解でDOWNポイント4

ヒロシさんは3ポイント問題を正解してUPポイント3が溜まった。


そして、ここで零くん。



零くんは、アンカー問題をひいた。



UPポイントの溜まっている最高のタイミングだ。

･･･まさか、本当にアンカー問題の場所がわかっているの？




「さぁ、ここでアンカー問題。

UPポイント3、DOWNポイント4･･･大事な仲間の命がかかっている。

なんとしても正解しなければいけない。

･････････なんとしてもね。」




そう言い終えたとほぼ同時に、アンカーが上でぴたりと止まる。


そして、小太郎は自分の脇腹をさすった。



「さてbrother。

僕の脇腹にはとある漢字一文字が刻まれているんだ。

まあ、若気の至りってやつかな。

･･･その漢字がなにか答えて。」




･･･そんなの、もはやクイズじゃない。


あの文字は･･･あの文字の意味は、




「小太郎･･････そんなの解けない！

むりだよ！いくら零くんでも！

だってあれは･･･」


「イケるよ！ゼロの想像力は天下一品だもん。

それはAが1番知ってるんじゃないの？」




あの文字は、私が高校生のとき

･･･親と喧嘩して、小太郎の家に泊めてもらった時

意味を教えてもらったもの。




そこには小太郎のちゃんとした意思が込められていて。

･･･でも、さすがに零くんでもこれは。




「若気の至り･･･刺青か･･･

その文字はいつから腹に入れてるんだ」


「High School！充実した高校時代。

地元じゃ超有名なワルの巣窟、ヤンキー校でね。

crazyなことをいっぱいしたよ。

この文字もそのひとつだね。」




小太郎は、寝そべりながらそう言った。



ちがう、違うのに･･･

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