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「まだ生きてる！！」
アンカーが下がると同時に目をつぶってしまったが、
ヒロシさんの声が聞こえてホッとして目を開けた。
「よかった･･･」
そう呟いたのと、小太郎の声が重なるのはほぼ同時だった。
「ハッハッハッハ、ラッキーだねbrotherたち！
まだ僕と遊べるよ〜ん
どう？自分たちの手でギロチンを下ろしていく気分は！」
そろそろ黙ってほしい･･･と小太郎の方をキッと睨めば
“おぉっ、怖っ”と声をもらした。
すると、後ろから落ち着いた零くんの声が耳に入る。
「A、ここは危ないから。
はやく、自分のところに戻って。」
「でも･･･」
「大丈夫。絶対に生きてここを出る。
Aのことも守る。」
少し汗ばんだ彼の顔を見れば
真っ直ぐにこちらを見つめる視線と
わたしの不安をむき出しにしているであろう視線がぶつかった。
今私に出来ることは、零くんを信じること。
大切な、零くんたちの生還を願うこと。
「約束だよ･･･」
そう呟いて、私は元の席に戻った。
.
「OK brother、クイズに戻るよ。
今までは前哨戦と言ったところだ。熱ぅい本番はここからだよ。
brotherたちも、張り切ってヒートアップしていこう！
では、第10問目。
回答者はヒロシだ。パネルを選んで」
小太郎の掛け声によって、ヒロシさんの表情が一気に歪む。
すると、零くんが何かを思いついたかのような表情をして
ヒロシさんの方を向いた。
「ヒロシさん。
慎重に、えら んだのたし かめて。
ユウキさんも。
えら んだのたし かめて。」
選んだの 確かめて･･･？
いや、区切り方が少しおかしい。
えら んだのたし かめて･･･？
･･････あ。
─────わが みがか わいければ
クォータージャンプのとき、零くんは標くんに
逆さ言葉でヒントを与えていた。
もし、これも逆さ言葉だとすると。
てめか したのだん らえ･･･
･･････下の段！！
下の段から選べ、ということなのか。
つまり、零くんはアンカー問題の位置がわかっているの･･･？
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ルカ - オリキャラなど楽しみにしています。もう大ファンです。これからも頑張ってください！ (2018年9月4日 0時) (
レス) id: ce71ab7563 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごく面白くてハマりました！キュンキュンしまくりです！これからも楽しみにしてます！ (2018年8月30日 19時) (レス) id: 4753af9614 (このIDを非表示/違反報告)
なな - めちゃくちゃ面白いです！私、ゼロ一獲千金ゲームの夢小説でこの小説が一番好きです！更新、作者さんのペースでゆっくり頑張って下さいね(^-^) (2018年8月24日 19時) (レス) id: 700bd35a7c (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - 畜生！もっと早くこの小説に出会いたかった・・・。こんにちは。この小説大好きです。とても面白いです。もうどれだけ読み返したか分かりません。零だけでなく、NEWSのゲスト陣とも絡みがあって嬉しいです。これからも更新楽しみに待っております。 (2018年8月22日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます！ついにしちゃいましたね(笑) (2018年8月20日 8時) (レス) id: bf5392b605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ
| 作成日時：2018年8月6日 16時
