あなたを信じて . 2

7.たいせつ ページ32

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side Kotaro



数年前



Aと俺の関係が、変わってしまった日。




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「へぇ？んで、泊めてほしいと」


「お願いお願い！！お父さんと喧嘩しちゃったんだもん･･･」





制服姿で、第1ボタンを開けてネクタイをしているこの子は。

･･･僕も一応、男なんだけどなぁ。





「Aは他にも友達いるでしょ？

なんで僕の所にくるの。」


「･･･小太郎といると、楽しいから？」


「んー。良くわかんないけどいいよ。

でも絶対明日は帰ってね。」




明るい茶色の髪の毛で

高校生のくせに、ピアスなんか開けちゃって。



妙に、大人っぽいA。






「かんぱい」


「かんぱーい」






僕は成人しているからお酒を飲んで

Aは高校生だからジュースを飲んで。


乾杯して、一気に飲むとAが口を開く






「こたろ？」


「ん？」


「私も1口飲みたいな？」







そう言って、僕のグラスを持った。



男の部屋のソファに、迷いなく座って

何個も折ったスカートから伸びる、白くて細い脚。





変な気が起きない方がおかしい。






「A･･･」


「ん･･･？っ！！ぅ、」





彼女の名前を呼んで、すぐに口の中にお酒を入れて

そのままAに口付けて、唇を割って中に入る。





「飲みたいんでしょ？」


「･･･」


「また飲むの？飲まないの？

･･････続き、してもいい？」


「･････････聞かないで、」






そのまま俺は、Aをソファの海に倒した

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