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「ではヒロシ、いってみよう！！」
昔は聞いたことのないような小太郎の声が、私の耳に響いた。
反対に、ヒロシさんはもうパニック状態で。
「パネルのD･･･それかR･･･」
そうヒロシさんが言うと、小太郎は どっち？ と問う。
「えっと･･･や、どっちを選んでもダメだ。
さっきみたいな問題を出されたら、俺に解けるわけない！
だって、ゼロにだって解けなかったじゃないか！！」
その言葉に、零くんがふっと表情を変えた。
「ヒロシさん･･･不正解だった俺を責めてるんですか？」
「そういう訳じゃなくて･･･俺が言いたいのは、あいつは絶対に解けない問題を用意してるんじゃないかって･･･」
「はぁ？だから何が言いたいんですか。」
とても、低い声だった。
私が言われているわけじゃないのに、身震いをしてしまいそうな声だった。
すると、小太郎は私の腕を引いて彼らの元まで走る。
「そうだよゼロ！！！ヒロシはゼロを責めてるんだ。
ゼロなら絶対やってくれるっていう、強い信頼を裏切ったんだから！！！
でもゼロだってたまらないよね？
そんなふうに頼られても負担だしお荷物だよね？
少しは役に立つ荷物ならいいよ？でもそいつ全然ダメじゃない！！
ゴミだよゴミ！！！」
そう言って、零くんを煽る小太郎。
･･･やめて、やめて、やめて。
「やめて･･･こたろ、やだ･･･」
「違うんだよゼロ･･･俺は！！」
そんな私たちの主張は、“彼ら”には届かないらしい。
小太郎･･･そして、零くんまでも、私たちの言葉に耳を傾けない。
「怒れよゼロ！！！」
小太郎は、そう言って私を強く引っ張った。
急なことでびっくりして、彼の腕にしがみつくようになってしまう。
咄嗟に、彼を突き放した。
小太郎は私をキリッと睨むと、そのまま自分の場所へと戻っていく。
私は、零くんの足元にしゃがみ込んだ。
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ルカ - オリキャラなど楽しみにしています。もう大ファンです。これからも頑張ってください！ (2018年9月4日 0時) (
レス) id: ce71ab7563 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごく面白くてハマりました！キュンキュンしまくりです！これからも楽しみにしてます！ (2018年8月30日 19時) (レス) id: 4753af9614 (このIDを非表示/違反報告)
なな - めちゃくちゃ面白いです！私、ゼロ一獲千金ゲームの夢小説でこの小説が一番好きです！更新、作者さんのペースでゆっくり頑張って下さいね(^-^) (2018年8月24日 19時) (レス) id: 700bd35a7c (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - 畜生！もっと早くこの小説に出会いたかった・・・。こんにちは。この小説大好きです。とても面白いです。もうどれだけ読み返したか分かりません。零だけでなく、NEWSのゲスト陣とも絡みがあって嬉しいです。これからも更新楽しみに待っております。 (2018年8月22日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます！ついにしちゃいましたね(笑) (2018年8月20日 8時) (レス) id: bf5392b605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ
| 作成日時：2018年8月6日 16時
